重曹うがいのやり方とデメリット


重曹うがいは虫歯予防や歯肉炎予防に有効と言われています。

しかし、その一方で、重曹うがいについてのデメリットが取り上げられることもあります。

重曹うがいのやり方とデメリットについてご紹介します。

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目次

重曹うがいのやり方

重曹うがいのやり方は次の通りです。

・コップ1杯の水に重曹を小さじ(ティースプーンでも可)1杯とかして重曹水を作ります。

・歯磨き後に重曹水でクチュクチュうがいします。

・喉のばい菌を取るつもりでガラガラうがいをします。

・もう一度クチュクチュうがいをします。

それそれ10秒程度うがいをし、1日3回歯磨き後に行います。

このように簡単なやり方でできる重曹うがいですが、いくつか注意点があります。

まず、重曹は必ず食用のものか、薬用のものを使うことです。

お掃除などに使われる重曹は工業用ですので、使用できません。

そして、もちろん飲みこまず吐き出すようにしましょう。

重曹水はまとめて作ってペットボトルなどに保存しておくこともできますが、その際は1週間程度を目安として使い切るようにしましょう。

重曹うがいで期待できる効果

重曹でうがいすることで、期待できる効果としては主に虫歯予防があります。

重曹は水に溶かすとナトリウムと炭酸水素イオンに分かれますが、この炭酸水素イオンが、虫歯菌が出す酸を中和し、虫歯を予防してくれるのです。

さらに、消臭効果のある重曹でうがいすることにより口臭予防や、歯周病の予防、口内炎の痛みの緩和など口内環境の改善に効果があると言われています。

重曹うがいのデメリット

しかし、重曹うがいをすることで心配されるデメリットもいくつかあります。

重曹はナトリウムが含まれるため、いくら吐き出すと言ってもあまりやり過ぎると塩分の過剰摂取につながる恐れがあります。

念のため高血圧の人や妊婦さんなど塩分制限が必要な人は控えた方が良さそうです。

ほかにも、タンパク質分解作用があり、歯や歯肉のタンパク質を傷付ける恐れがあるので、やりすぎには注意が必要です。

また、研磨作用があるため、うがいを頻回にしたり、うがい後にブラッシングをすると、歯の表面が削れて、歯がしみる原因となります。

歯のホワイトニングに重曹を使った歯磨きをすすめる声もありますが、あまりやりすぎると逆に歯の表面を傷付ける可能性があるので、行うのであれば、週に1~2回に抑えるようにしましょう。

重曹うがいのやり方とデメリットについてお伝えしました。

重曹うがいは適切なやり方で行えば虫歯予防や口内環境の改善に効果があり、試してみる価値はありそうです。

合わせて定期的な歯科健診を受けることで、お口の健康を保つようにしましょう。

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