ダイエットの停滞期はなぜおこる?いつまで続く?

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ダイエットをしていると、順調に体重が落ちていると思ったのに、ある時期に来ると、パタリと体重が落ちなくなります。

これが停滞期と呼ばれるものですが、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

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目次

なぜ停滞期が起こるのか

停滞期は、体の防御機能とも言えます。

ダイエットでカロリー制限していると、食料から使用できるエネルギーが不足するので、体の脂肪を使ってエネルギーを作り出します。

そのため、体重が減少してきますが、その状態がある程度続くと、体はこのままでは危険だと考え、できるだけエネルギーの無駄使いを控え、脂肪を溜め込もうとします。

そのため、カロリー制限を続けても体重が落ちにくくなります。

これがダイエット中に、なぜ停滞期が起こるか、の答えです。

レプチンの働き

もう一つ、停滞期が起こる背景にはレプチンという物質が関係していると考えられます。

レプチンは、食欲と代謝の調節を行うホルモンで、満腹と伝えるシグナルを伝えることで、交感神経を活性化し、エネルギー消費を増やす作用があります。

レプチンは脂肪が蓄積されるときに分泌されるため、ダイエット中は分泌量が減少し、レプチンの活性も低下します。

それにより、代謝が落ちて痩せにくくなるのです。

停滞期の時期はいつまで?

停滞期はダイエットを始めて1ヶ月ほど経った頃から始まることが多いようです。

また、体重減少のペースにも左右され、急激に体重が減少した場合は、早めに訪れ、逆にゆっくりと体重が落ちた場合は停滞期もゆっくり訪れます。

具体的にはダイエット前の体重の5%減った時が一つの目安になります。

では、いつまで停滞期が続くか、ということになりますが、個人差はあるものの、おおよそ2週間から1ヶ月のようです。

ダイエットを始めて、2週間~1ヶ月ほどで効果が出始め、その後一ヶ月は順調に体重が落ちますが、その後はまた1ヶ月体重が横ばいの状態になっても、全く不思議ではないのです。

この停滞期の時期は体重が減らないので、ダイエットのモチベーションが上がらず、挫折する人も多くいます。

ダイエットをやめて食事量を戻しても、体がエネルギーの無駄使いを控えた状態はすぐには戻りません。

つまり、ダイエット前よりも少ないカロリーで太ってしまうため、リバウンドしやすくなるのです。

ダイエットをしていて停滞期が訪れるのは体の防御反応であり、ある意味順調にダイエットが進んでいることを示しています。

この時期には、ダイエットを挫折してしまいがちですが、いつまでも停滞期が続くわけではないことを理解し、根気よく続けることで、再び体重が減少し始めます。

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