筋トレを始める方には「夏に向けていい体になる」や「趣味のスポーツのために鍛える」など、様々な理由があると思います。
最近は、様々なトレーニング方法がネットなどで紹介されていていますので、正しい方法がわかっている人も多くいます。
そのネットで紹介されている情報の中には「筋肉痛になったらトレーニングは控える」と紹介されていることが多くあると思います。
しかし「いくら日にちが経っても筋肉痛が治らない」といった経験がありませんか?
そこで今回は、筋トレによる筋肉痛が治らない原因と対処法について紹介します。
筋トレと筋肉痛
そもそも筋トレと筋肉痛は、筋肉を発達させるために重要な関係があります。
筋トレとは、筋肉に負荷を掛ける事によって軽度の損傷を与え、筋肉を発達させます。
何故発達するのかというと、負荷を掛けて損傷した筋肉は、筋トレ前の筋肉量よりも筋肉量増やして回復します。
これを「超回復」と呼び、この超回復を繰り返す事によって筋肉量が増えて筋肉が発達します。
この超回復を進行させるために、筋肉痛を感じるうちは筋トレを行わないほうが良いのです。
筋肉痛が治らない原因
通常筋肉痛は、2日3日程度で回復する場合が多いですが、一週間以上痛みが治らない場合があります。
この原因として考えられるのが「一回の筋トレの負荷が多過ぎるため過剰トレーニングになっている」という事が1つです。
筋トレには、自身の筋肉量によって適切な負荷や回数などがあります。
「早く筋肉をつけるためにいっぱいやろう」と思ってもこれが逆効果になる事があります。
現状の筋肉量に対して、過剰な負荷、トレーニングを行ってしまうと筋肉の損傷が大きくなり、炎症を起こしてしまっている事もあるため、なかなか治らない可能性があります。
もう1つ、考えられる原因として「筋肉の回復不足のままトレーニングを実行している」場合です。
これは、トレーニングとトレーニングの期間が短いために、筋肉の回復不足によって損傷が少しづつ大きくなる事で、なかなか筋肉痛が治らなくなります。
この場合、超回復も十分に行われないため、なかなか効果も実感できない事があります。
対処法
痛みが治らない場合の対処法として、まずは筋肉に負荷を掛けないように安静にする事です。
そして、痛みを感じる部位をアイシングして炎症を抑えます。
アイシングをしてある程度痛みが治まったら、血行を良くするために温めたり、ゆっくりとしたストレッチで固まってしまった筋肉を柔らかくし、血行、代謝を上げてあげましょう。
ポイントとして、まずはアイシングでしっかり痛みを取る事です。
筋肉の痛みを治す、1番効果的な方法がアイシングなので、まずは冷やしましょう。
まとめ
筋肉には「大きい筋肉」と呼ばれる腹筋や背筋、「小さい筋肉」呼ばれる腕の筋肉など、筋肉によって適切なトレーニング量やインターバルが必要となります。
せっかく筋トレしても怪我をしてしまっては意味がありませんので、適切なトレーニング量と超回復のためのインターバルを知る事が、筋トレを効果的に行う1番の方法でしょう。