妊娠初期から症状が現れることの多い「つわり」ですが、仕事をしている女性にとっては、症状が重いほど、仕事をするにはとても辛い状態になってしまいます。
それでも「妊娠しても、仕事を続けたい」と思う方には「辛くてもつわりは我慢しないと」という思いや「無責任と思われたくない」などの強い重いから、無理をしてしまう方が多くいます。
そこで今回は、つわりのピーク時など特に体が辛い状態の期間でも、うまく仕事を続けるために大切なことを紹介します。
つわりの症状は人それぞれ
つわりの症状や期間は個人差がとてもありますが、妊娠した方のほとんどが期間や症状は差があってもつわりを経験しています。
症状の代表例としては、吐き気や匂いに敏感になったり、強い眠気に襲われたりするなどです。
つわりのピークは安定期に入る前後だといった方が多くいます。
ピークも人それぞれのため断定はできませんが、仕事をしながらそのピークを乗り越えるためには何が必要となるでしょうか。
職場に妊娠と体調の報告
一般的に妊娠を家族以外に伝えるのは「安定期に入ってから」と言われますが、つわりが現れるのは早い人だと妊娠4週目で症状が出てきます。
なので、妊娠がわかった段階で1番近い上司など、仕事で1番関わることの多い方には妊娠の報告をしましょう。
つわりのピークに報告するとなると、周りも急な事でいろいろ対応が大変になってしまうので
、早めに伝えることで、これからの仕事内容の配慮や今後の事を決めための余裕が周りにもできます。
もう1つ報告で大切な事は、これから仕事をどうする予定でいるのかを明確に伝えましょう。
上司が1番気になるのは産休なのか、退職なのかという事です。
ココを明確に伝えることで先に話が進みやすくなります。
妊娠の報告を申し訳なく伝える方が多くいますが、普段お世話になっている方々におめでたい報告ができるという前向きな気持ちで、早めに報告、相談する事で周りも協力的になってくれるでしょう。
仕事量の調整や周りへの配慮
報告が済んだら、次は上司と相談して仕事量の調整です。
つわりは日によって症状の重さが違うモノなので、日によっては出勤時間をずらしてもらう事や、つわりのピークを迎えるまでは勤務時間の短縮など、上司に相談しましょう。
妊娠中は仕事内容にも配慮が必要です。
重い物を持ったり、走り回ったりする事は厳禁です。
なので、力仕事や体力を必要とする仕事は避けるように周りにもお願いする必要があります。
「ただ仕事をお願いするのは申し訳ない」と思う方も多いと思いますが無理は禁物です。
その分、自分が無理なくできる範囲の仕事を積極的に引き受けましょう。
積極的に引き受ける事で「妊娠してても、仕事もしっかりとやりたい」と周りにも伝わりやすくなるので「妊娠してるし頼みづらい」と思っている方でも仕事を頼みやすくなります。
まとめ
このように妊娠の報告や体調をしっかり伝える事で、周りも協力しやすい環境になるはずなのでコミュニケーションが1番大切です。
「仕事と子育てを両立したい」と考える方はとても責任感が強い方が多いと思います。
だからこそ無理をしてしまう事も多くなるのです。
そうならないためにも、前向きな気持ちで妊娠の報告、積極的に相談をし周りの方に少しづつでも協力して頂ける環境を作りましょう。