世界中に愛されているコーラは炭酸飲料の代表商品ですね。
老若男女様々な人が大好きなコーラですが、昔から「コーラの飲み過ぎは体に良くない」「病気になる」「歯が溶ける」などなど、飲み過ぎは体に悪影響を与えるイメージがとてもあります。
ですが、本当にコーラの飲み過ぎでこのような症状が発症してしまうのでしょうか?
そこで今回は、本当は怖いコーラの飲み過ぎで発症してしまう病気について紹介します。
コーラ中毒は本当にある
コーラの飲み過ぎには、糖尿病や歯に影響を与える可能性がありますが、なぜそんなにも飲み過ぎてしまうのでしょうか?
その原因は、コーラに中毒性があるからです。
実際にコーラ中毒による飲み過ぎによって亡くなってしまった事例があります。
ニュージーランドに住んでいたナターシャ・ハリスさんは、コーラの飲み過ぎで30歳という若さで亡くなりました。
ハリスさんは、水の代わりに1日5リットルものコーラを亡くなるまでの約8年間、毎日飲み続けていたそうです。
コーラを飲まなければ禁断症が現れ、手が震えてしまったり偏頭痛に悩まされていたなど、家族が証言しています。
しかし、本当にコーラの過剰摂取が死因だったのかという疑問が残りましたが、約2年間検死が行われた結果、ハリスさんはコーラを飲み過ぎていなければ若くして亡くなることは無かったと発表されました。
コーラ中毒とは?
コーラなどの清涼飲料水には、アルコールやタバコなどと同じように中毒性があります。
その原因は、コーラに含まれる大量の糖分とカフェインにあります。
コーラを飲み過ぎによって糖分を過剰摂取してしまい「砂糖依存所」を引き起こしたり、カフェインは依存性があるので、過剰摂取によって偏頭痛や不眠症を引き起こす可能性があります。
糖分もカフェインの依存がコーラ中毒を気起こす原因になるのです。
ゼロコーラは関係なのでは?
糖分ゼロや、カフェインフリーなどのコーラも販売されていて、ゼロであれば問題なと思われがちですが、ゼロコーラでも中毒性はあります。
ゼロコーラって、糖分ゼロなのに甘くないですか?
その理由は「アステルパーム」という、砂糖の200倍の甘さを持つ人工甘味料が使用されているからです。
アステルパームは、通常の砂糖に比べると少量で甘さを感じ、基準量以下であれば人体に影響はないとされています。
しかし、アステルパームは体に良いものとはされていませんので、ゼロコーラの多量摂取によってアステルパームを過剰摂取してしまうと何らかの影響が出てしまう可能性があります。
なので、ゼロコーラだから大丈夫と言うことはありません。
まとめ
とても美味しいコーラですが、どんな食べ物や飲み物でも、食べ過ぎや飲み過ぎはやはり体に良くありません。
特にコーラのような、大量の糖分やカフェインはより中毒性を高めます。
ですが、飲み過ぎなければ何の問題もありませんので、摂取量に注意して、美味しいコーラを楽しみましょう。