インフルエンザに対する免疫によってできた抗体の有効期間について

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寒い時期になると気をつけたいのがインフルエンザです。

毎年11月から1月頃にかけて患者数が増えるインフルエンザは、通常の風邪とは異なり、咳や高熱に加えて筋肉痛やひどい倦怠感などの全身症状も伴うことが特徴です。

仕事や家事といった普段の生活に大きな支障が出るのはもちろんのこと、重症化した場合は死に至ることさえある恐ろしい病気です。

しかし、私たちの身体には免疫という自己防衛機能があり、この機能によって抗体が作られることで、その後の感染を防ぐことができます。

では、一度インフルエンザにかかって抗体を獲得した場合、その効果はいつまで期待できるのでしょうか?

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私たちの身体の警備員!免疫機能と抗体の作用

まずは、抗体が作られるメカニズムや働きについて押さえておきましょう。

私たちの身体には、ウイルス等に感染すると、それに対抗する細胞である抗体を作る作用が備わっています。

これが免疫機能です。

この機能のおかげで、一度インフルエンザにかかると体内に抗体ができ、再び同じウイルスが侵入してきたとしても、感染を免れるというわけです。

インフルエンザ対策として有効とされる予防接種は、流行が予想されるインフルエンザウイルスの一部を凝縮したワクチンを取り入れることよって、事前に体内に抗体を作っておくという方法です。

ただし、免疫機能によって抗体を獲得できたとしても、その後ずっと安心できるというわけではありません。

抗体は永久的に働くわけではなく、一定の有効期間があるのです。

抗体の有効期間はどのくらい?

自身の免疫機能によって作られたインフルエンザウイルスに対する抗体の持続期間は、1年から数十年とも言われています。

一説には、一度作られた抗体は生涯有効という考えもあるようです。

個人差もあり、現在も研究が進められている段階のようですが、少なくとも数年間は有効とする見方が多いようです。

ちなみに、予防接種によって作られた抗体の有効期間は5か月程度とされているので、自己免疫によって獲得した抗体の方が有効期間が長いことになります。

ただし、だからと言って、一度インフルエンザにかかれば数年間はかからないということではありません。

インフルエンザウイルスの型は毎年変異しており、新型が出現することもあるので、1つの抗体ですべてに対抗できるわけではないのです。

インフルエンザに万全に備えるためには、日頃から免疫力や抵抗力を高める生活を心がけることが欠かせません。

部屋の空気が乾燥し過ぎないようにする、適度な栄養・運動・睡眠をとる、手洗いをしっかりと行うなど、日常的に気をつけていきたいものです。

まとめ

・インフルエンザに罹患して獲得した抗体の有効期間は、予防接種によって作られたものよりは長く、1年から数十年とも言われる。

・ただし、インフルエンザウイルスの型は毎年変わるため、すでに抗体を持っているからと言って過信は禁物。

・日頃から食事・運動・休息などに留意し、免疫力や抵抗力を高める生活を。

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