肋間神経痛はわき腹や背中などに刺したような痛みがはしる症状です。
肋間神経痛の症状は他の病気との見分けが難しく、その痛みから骨折や肺の病気を疑う人もいます。
また症状は数分間にわたって出ることもあり、一度かかってしまうと辛い症状です。
肋間神経痛はストレスが原因になることも
肋間神経痛の痛みの原因は、肋骨の間にはしっている肋間神経が圧迫されることにあります。
肋間神経が圧迫される原因はさまざまあり、ストレスによる筋肉の緊張もそのひとつとされます。
わき腹などに痛みを感じ、病院に行って診てもらっても、とくになにも異常がない場合はストレスが原因かもしれません。
普段の生活でストレスがかかっていないかどうか見直すことが、有効な治し方につながることもあります。
もしかするとほかの病気の可能性も?
肋間神経痛の症状である、わき腹の痛みや肋骨周辺の痛みは、他の病気のサインである可能性もあります。
狭心症で血管が詰まってしまった場合や、胸膜が炎症を起こす胸膜炎も肋間神経痛と似たような症状を引き起こします。
他の病気が原因として神経痛が起こる場合は、治し方も変わってきます。
ただの肋間神経痛だと思っていてら重大な病気が隠されていることもあるので、肋間神経痛の症状が出た場合にはそのままにせず病院で診察してもらいましょう。
ストレスを軽減する治し方も
ストレスは目には見えず、どれくらい溜まっているかを知るすべはないため、気づいたときには症状としてあらわれてしまった後ということもあります。
そのため、日ごろから自分がストレスを溜めているかどうか振り返ることが大切です。
また人によってストレスとなりうる原因が異なるため、自分にとってなにがストレスになるのか知ることが大切です。
自分自身のことは、理解しているつもりでも、気がついていないこともたくさんあります。
一度心療内科や産業医などのカウンセリングを受け、自分のことを知ることでストレスを軽減する方法が見えてくるかもしれません。
まとめ
肋間神経痛は原因がはっきりとは特定されておらず、治し方が難しい症状です。
ストレスによる緊張状態が神経痛の原因になっていることもあるので、肩が凝りやすい人などは緊張やストレスと上手に付き合っていく必要があります。
原因や治し方がわからないからこそ、症状がみられた場合には我慢せずに病院で診察を受けましょう。
他の病気の可能性なども含め、不安をひとつずつ解消していくことで余計なストレスを溜めなくて済みます。
肋間神経痛は日ごろから無理をしている方やストレスを溜めすぎている方への警告でもあるのです。