歩くとなんだか足の裏が痛い。
もしも足の裏にタコのようなものができていたら、痛みの原因は魚の目の可能性があります。
足の裏にあるため、魚の目が大きくなってくると歩くたびに痛みを感じることがあるのです。
目次
魚の目の原因とは
魚の目は足の裏などにある特定の部分の皮膚が圧迫されることで、できることがあります。
芯をもつことで、その芯が皮膚の内部へ伸びていき、やがて神経を刺激することで痛みを感じることがあります。
魚の目の原因のひとつには「くつのサイズ」による場合もあります。
くつのサイズ、または形状が自分の足に合っていない場合、普通に歩いていても足の一部分だけに負担がかかってしまい、魚の目ができることがあるのです。
また、普段の「歩き方」によっても魚の目ができることもあります。
左右の足に均等に体重が乗っていなかったり、姿勢やバランスが悪い場合にも一方の足に負担がかかってしまうため、魚の目ができる原因となります。
魚の目ができやすいという方は、くつのサイズや体重のバランスなどに注意し、歩き方に癖がついていないかどうか見直してみましょう。
早期の方が簡単!魚の目を除去する方法
足の裏にできるイボには魚の目のほかにもウイルス性のものがあります。
まず魚の目の治療を始める前に、魚の目かウイルス性のイボなのかをしっかりと区別することが大切です。
とくに大人より免疫力が低いとされる子どもの場合は、体重が軽いこともあり、魚の目よりもウイルス性のイボができている可能性があります。
ウイルス性のイボの場合は治し方が変わってくるので、見分けがつかないときは直接病院へ行き診断してもらいましょう。
魚の目は放っておくと大きくなっていくことがあります。
芯が大きく深くまで入ってしまうと、治療が難しくなるので魚の目を見つけたら早期に除去してしまいましょう。
早期であれば市販の治療薬でも除去することができます。
「スピール膏」と呼ばれる絆創膏を魚の目に貼ることで、配合された成分により魚の目の角質を柔らかくしてから除去します。
スピール膏などの市販薬では取りきれな場合や、魚の目が大きくなってしまった場合には医療機関での治療が必要になります。
皮膚科や整形外科へ行くのが一般的で、症状によって外科的治療やレーザー治療などが行われます。
まとめ
魚の目は一度除去しても、原因が改善されないかぎり再発する恐れもあります。
再び魚の目にならないように、歩いている際など、知らない間に自分の足に負担がかかっていないかどうかを確認するようにしましょう。
治療の前には魚の目かウイルス性のイボか見分けることが大切です。
魚の目ができてしまった場合には、早めの治療を心がけることで早期に治すことができます。