顔汗は更年期障害が原因?その対策とは


女性の方などは40代後半から50代に入ると更年期にさしかかります。

更年期になると体にさまざまな変化があらわれ、中には不調を訴える方もいます。

顔汗などをかきやすくなったと感じたら、それは更年期障害が原因かもしれません。

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目次

更年期と顔汗の関係

女性は更年期に入ると徐々に卵巣の機能が衰えていき、女性ホルモンの働きが鈍くなっていきます。

これにより、体の機能を調節する自律神経の働きが乱れ、体のさまざまな部分に症状があらわれることがあります。

頭痛やめまい、肩こりやイライラなど、自律神経の乱れが原因で起こる症状はさまざまですが、急に顔や頭が暑く感じる場合は、自律神経の乱れにより体温調節がうまくいかないことが原因として考えられます。

顔や頭の温度が上がり、顔汗をかきやすくなる症状は「ホットフラッシュ」と呼ばれています。

「ホットフラッシュ」は突然起こり、人によってはなかなか治まらないこともあるので、人がたくさんいる場所など顔汗が気になってしまう方にはつらい症状です。

ホットフラッシュの対策とは

体温調節による対策

ホットフラッシュにより頭や顔などの温度が上がってしまう場合には、首すじを冷やすことで暑さを和らげることで対策ができます。

首のまわりには太い血管が通っているため、顔や頭よりも首すじを冷やすことで効率よく体温を下げることができます。

また自律神経の乱れにより体温調節がしづらい場合には、いつでも羽織れるようなものを携帯しておくなど、着るもので体温を調節できるようにしておきましょう。

女性ホルモンの補充

ホットフラッシュをはじめとする更年期障害は女性ホルモンを補充することで治療することもできます。

医師の処方による飲み薬や塗りぐすり、貼り薬などがあり、医師と相談しながら治療を進めていくことになります。

漢方薬やサプリメント

自律神経の働きを整えてくれるサプリメントや更年期障害に効果があるとされる漢方薬を飲むことで対策を行なうこともできます。

漢方薬は長期的に継続しなければ効果は得られませんが、副作用も少ないのため体にかかる負担も少ないといえます。

有酸素運動

ウォーキングなどの有酸素運動には、自律神経を整える働きがあります。

また顔汗をかきやすい方は、運動によって全身の発汗を促すことが大切です。

まとめ

ホットフラッシュといわれる顔汗は、更年期になると誰もが悩む可能性のある症状です。

ホットフラッシュは、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れが原因で引き起こされるといわれています。

対策をとることで改善する場合もありますが、更年期になるとさまざまな症状が同時に出ることもあります。

症状が長引くようであれば別の原因が隠されている可能性もあるので病院へ行き検査してもらいましょう。

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