梅干と言えばおにぎりの具材やお茶漬けなどに一つ入れれば程よい酸っぱさで食欲が促進される食材ですが、食欲がわく以外にもさまざまな体に良い効果を発揮します。
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梅干しは口内炎に効く
口内炎になると食事をしにくかったり痛みに悩まされてしまいますが、実は梅干には口内炎を治す効果があるのです。
口内炎に効果を発揮するのは塩の殺菌効果で、梅干も塩が多量に含まれているので、同様に殺菌作用があります。
この梅干の口内炎治療は古くは民間療法として伝えられてる知恵で、最近になってその効果が再注目されています。
二日酔い対策に大きな効果
二日酔いには梅干が効くというのが昔から伝わっていますが、それは梅干が胃の調子を整える作用があるからです。
この胃腸を守る効果はお酒を飲む前に梅干を食べることで、胃をアルコールから保護する効果があり、二日酔いの後に食べても吐き気を抑える効果があります。
また、クエン酸には疲労回復の効果もあり、アルコール分解で疲れた肝臓も回復します。
クエン酸の効果
梅干は尿結石にも効果があります。
梅干は酸っぱいというイメージから酸性の食べ物だと思われている人も多いですが、梅干はアルカリ性の食品なので、体をアルカリ性にする働きがあります。
そして、アルカリ性体質になれば尿に結石ができにくくなるのです。
梅干に含まれるクエン酸は、尿結石の原因となるカルシウムの形成を防ぎ、すでにできているカルシウム結晶も溶かす作用もあります。