賞味期限が切れてしまった納豆はいつまで食べれるのかを調べました。
「賞味期限」、「消費期限」という2つの基準が、農林水産省で定められています。
納豆の場合は「賞味期限」の方で日付が設定されています。
いったいいつまでだったら食べれるのでしょうか?
目次
納豆の賞味期限は出荷からどのくらい?
納豆が出荷されてスーパーやコンビニに並んでから、7~10日ほどで賞味期限をむかえます。
賞味期限切れの納豆がいつまでだったら食べられるのかは、店頭に並んでいる期間の長さも目安になります。
たとえば賞味期限が2~3日と短い普通の豆腐と、1か月以上もつ充填パックの豆腐では、何日過ぎたら食べれなくなるかが違ってきますよね。
賞味期限を3日過ぎた普通の豆腐はやめておいた方がいいかなと思いますし、1か月以上もつ充填パックの豆腐は3日くらいの超過は大した日数ではありません。
納豆の場合、「賞味期限の期間が7~10日」ということを、頭に入れておくとよいでしょう。
納豆はイメージほど保存食ではない
保存食というイメージの強い納豆。
冷蔵庫内なら1か月くらい余裕でもちそうなのに、意外と賞味期限が短いです。
その理由は、納豆は出荷後も熟成が続いていて、毎日状態が変化しているからです。
美味しく食べられる期限がいつまでなのかというと、正式には賞味期限の期間内というのが本当のところなのでしょう。
納豆は保存食というよりは携帯食であったようです。
納豆はゆでた豆をわらに包んだまま持ち歩くことができる携帯食としての役割を果たしていました。
納豆は冬の季語であることから、それほど長期間の保存に向いているわけでもありません。
納豆が常温保存できず、冷蔵保存が必要で、賞味期限が思いのほか短い理由もわかってきました。
賞味期限切れの納豆はいつまでなら食べる?2日?5日?
筆者も納豆の賞味期限を切らしてしまうことがよくあります。
出荷から賞味期限内の7日のうち、半分くらいの日数の経過であれば、気にしないで普通に食べてしまいます。
具体的には2日過ぎはOK。5日過ぎてしまったらパックのふたを開けてみて考えます。
賞味期限を過ぎると、納豆の茶色が濃くなってきて、ツンととがった臭いが強くなります。
色と臭いをみて、大丈夫そうなら食べますし、やめることもあります。
はしで混ぜてみてから迷った末、食べるのをやめることもありました。
中には乾燥してひからびる納豆もあります。
この場合のおすすめは納豆汁にしてしまうことです。
作り方は普通のみそ汁の具と同じで、コツはさっと洗ってから入れること、ぐつぐつと煮過ぎないことです。
新しい納豆で納豆汁をつくるのはもったいないので、賞味期限を少し過ぎたものを納豆汁にするのはおすすめの方法です。
また納豆は冷凍してもそれほど風味が変わりません。
賞味期限内に食べられそうにないときには、早めに冷凍保存に回してしまうのも一つの方法です。
賞味期限の過ぎた納豆はいつまで食べれる?のまとめ
出荷から7~10日間が賞味期限となっている納豆は、2日までなら問題なく食べれると思います。
個人的には5日過ぎでも大丈夫だと思っていますが、発酵しすぎや乾燥が気になる人は納豆汁にして食べてしまいましょう。
刻んだ漬物と混ぜて、強くなった臭いをやわらげるのもいいかもしれませんね。
賞味期限とは美味しく食べれるように決められた日にちです。
それを過ぎたからといって傷んだり腐ったりするわけではないですが、できるだけ美味しい期間に食べたいものです。
納豆はイメージとは違って実際には保存食品には当てはまらないことがわかりました。
いつまでも冷蔵庫に放置しないで、順々に納豆を消費していくようにしたいですね。