ひきわり納豆は納豆で有名な水戸ではなく、秋田県の横手が発祥です。
東北地方で昔からさかんに食べられたひきわり納豆。
実は健康効果が極めて高いことがわかってきました。
ひきわり納豆がどんな栄養価をもっているのかご紹介します。
目次
ビタミンK2が最も豊富な食品
ひきわり納豆はビタミンK2が最も豊富に含まれる食品です。
ビタミンK2は微生物のはたらきによって作られます。
そのため発酵食品である納豆には多く含まれています。
ひきわり納豆を1日1パック食べるだけで、さまざまな健康効果が期待できます。
どんな健康効果があるのでしょうか?
ひきわり納豆のすごい健康効果は?
ひきわり納豆には次のような健康効果が認められています。
ビタミンK2による効果
骨粗しょう症の予防
ビタミンK2は摂取したカルシウムを骨にするときに大切な役割を果たしています。
ひきわり納豆は骨粗しょう症の予防に大変有効です。
特に閉経後の女性には積極的に取り入れていただきたい食品です。
がんリスクの軽減
ひきわり納豆に多く含まれるビタミンK2を摂取すると、さまざまな種類のがん予防に効果があります。
スペインの研究グループによって近年発表されました。
ビタミンK2のほか発酵食品に含まれるさまざまな成分が、がんリスクを減らす効果があることがわかっています。
また納豆に含まれている他の成分にも高い健康効果があります。
血液サラサラ成分
納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼは、血液をサラサラに保って動脈硬化を防ぎます。
アンチエイジング成分
ポリアミンというアミノ酸がアンチエイジングに高い効果を発揮します。
ひきわり納豆が普通の納豆より栄養価が高い理由とは?
普通の納豆にもビタミンK2は多く含まれていますが、ひきわり納豆にはさらに多くの栄養価が含まれています。
ひきわり納豆では大豆を割ってあるため、表面積が広くなるからです。
表面積が広くなった分、納豆が発酵したネバネバの中にある栄養価を効率よく摂取することができます。
ひきわり納豆は大豆の皮を取り去ってから、豆を割ります。
普通の納豆にある大豆の皮が入っていないため、ひきわり納豆は消化がよいのが特徴です。
栄養価の吸収がよく、お腹のゆるい体質の人でも安心して食べることができます。
ひきわり納豆の栄養価がすごい!健康効果のまとめ
普通の納豆でもじゅうぶん栄養価は高いのですが、ひきわり納豆は大豆を割って表面積を広くとってあるため、ビタミンK2をはじめさらに効率良く栄養を取ることがでいます。
どのお店にもひきわり納豆が置いてあるといいのですが、普通の納豆しか入手できないこともあります。
そんな時には自分で包丁で刻み、ひきわり納豆に近いものを作ることができます。
冷蔵のままですと納豆がすべって刻みにくいので、冷凍した納豆を少し解凍すると包丁で刻みやすくなります。
納豆の表面積が多いほど栄養価を多く摂取できるので、ひきわり納豆が入手できないときには自分で刻んでみてください。