アンデスメロンの名前の由来と特徴

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メロンお好きですか?

暑い夏にはスイカもいいですが、黄色から薄緑のメロンもいいですよね。

色々と種類も名前もあるメロン。

気になったので調べてみました。

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アンデスメロンの名前の由来と経緯

アンデスメロンは、1913年創業の「坂田農園」(後の株式会社サカタのタネ)が1977年に開発した緑肉ネット系のメロンの品種です。

アンデスメロンの名前のアンデスは、アンデス山脈とは全く関係がありません。

「え~」と思われる方もいるでしょう。

アンデスメロンの名前の由来は、抵抗性品種であることから、「安心ですメロン」がもとになっています。

「あんしんですメロン」の「しん(たね)」を取り除いて食べるメロンで、「あんですメロン」となったわけです。

親とされるメロンは、1971年に(財)日本園芸生産研究所にて育成された品種の「コサック」と、アメリカ系の露地メロンとされる「リオゴールド」を掛け合わせたものです。

「コサック×リオゴールド」を父親だとします。

母親とされるのはマスクメロンで有名なイギリス系の温室メロン「アールス・フェボリット」と露地メロンの「ハネデュー」です。

アンデスメロンはこの「コサック×リオゴールド」と「アールス×ハネデュー」を掛け合わせた、一代交配種となります。

アンデスメロンは品種改良をして誕生したメロンというわけです。

アンデスメロンの特徴、保管方法や美味しい食べ方は?

アンデスメロンの特徴は、果皮表面にある細かな網目(ネット)です。

これは母親とされるアールスの特徴を受け継いでいますが、アンデスメロンはアーネスよりネットの盛り上がりがありません。

果肉は黄緑色が特徴の一つです。

アールスメロンに似た特徴や味を持ちながら、値段が安いので人気の品種です。

九州から北海道までの幅広い地域で生産されています。

良いアンデスメロンの見分け方は、形がきれいで、お尻の部分が小さいものが上質とされます。

網目(ネット)が細かいほど香りも味も良いといわれています。

買ってきたアンデスメロンは室温で保管して、食べ頃になるまで冷蔵庫には入れないようにしましょう。

他のメロンにも言えますが、メロンは冷やしすぎると甘さが落ちるようです。

お尻の部分に少し弾力を感じるようになると、メロン特有の香りが強くなるので食べ頃です。

切り分ける前に冷蔵庫で1~2時間位冷やすと美味しく食べれます。

まとめ

名前の由来がアンデス山脈でないことがわかりました。

アンデスメロン等メロンにはカリウムが含まれています。

体内の塩分量を調整してくれるので、高血圧症を予防してくれます。

安価で手に入るので、夏場だけでなく、毎日の体調管理にも役に立ちますよ。

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