夏だけに限らず、冬でもエアコンを使う人は多いと思いますが、エアコンのお掃除はきちんとしていますか?
エアコンの内部はカビが生えやすく、フィルターが目詰まりした状態ではエアコンの運転効率が下がるだけでなく、ほこりを部屋にばらまくことにもなりかねません。
そこで、エアコンのお手入れや自分でできる簡単な掃除の仕方をまとめてみました。
エアコンの掃除の仕方
長期間エアコンを使っていなかったり、運転中カビ臭い匂いがする場合は内部にカビが生えていることが考えられます。
そうなると専門の業者にクリーニングを任せるほうが安心です。
ここでは自分で簡単にできるエアコン掃除の方法をご紹介しますので、エアコンの前面パネル、フィルター、吹き出し口の3か所についてのご説明になります。
基本的には外せる部分は外して水洗い、よく乾かして装着、という流れですが、行うときは必ずコンセントを抜いて行ってください。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
前面パネルの掃除
もしも取り外しができるようなら取り外して水洗いします。
できなければ水拭き、汚れがひどければ薄めた中性洗剤を使って拭きあげましょう。
仕上げに必ず水拭きと乾拭きをします。
フィルターの掃除
こちらも外して水洗いをしますが、その前に掃除機で埃をあらかた吸い取っておくと楽です。
その時、ポイントとして掃除機を外側からかけるようにします。
また水洗いをする場合は内側から水をかけると汚れが取れやすくなります。
汚れがひどく、フィルターが目詰まりを起こしている場合は中性洗剤をぬるま湯で薄めた中にフィルターをつけ、柔らかいスポンジで優しく洗います。
吹き出し口の掃除
吹き出し口には風の向きを定める羽が付いています。
拭ける範囲を手で拭いていきますが、細かい部分なので、指に布を巻きつけたり、軍手を使うのも一つの方法です。
こちらも薄めた中性洗剤を使い、仕上げに水拭きをして洗剤が残らないようにしましょう。
エアコンの日頃のお手入れ
エアコンの掃除頻度は2週間に1度と言われていますが、きちんとお手入れしていれば、毎回水洗いの必要はないかもしれません。
また、エアコン内部はジメジメしやすくカビが生えやすい状態です。
最近のエアコンには自動クリーニングや内部乾燥の機能が付いているものもありますが、そうでなければ、送風運転を行います。
エアコンを切った後に続けて30分から2時間程度送風運転をして、エアコンの内部を乾燥させます。
寝る前や出掛ける前にタイマー機能を使うと便利です。
こちらも2週間に1度行えばよいとのことですので、エアコンのお掃除をした日にやってしまえば忘れることはありませんね。
エアコンの掃除というと大掛かりなものを考えがちですが、自分でできる簡単なお方法でも、こまめにすることで、汚れやカビが付きにくくなります。
健康ブームの中、食べ物に気を使う人は多いと思いますが、お部屋の空気にも気を使ってクリーンで美味しい空気の中過ごしたいものです。