今回はその新聞紙が掃除に使える理由と活用方法をお話します。
新聞紙が掃除に使える2つの理由。
1つは新聞紙に隙間なく印刷された文字のインクです。
新聞紙に使われるインクは私たちが普段使う筆記用具のインクと異なり、粘り気の強い高粘度インクというものが使われています。このインクが水に触れると界面活性剤と言う成分に変化します。
界面活性剤と聞いてどこか身近な物で思いつくものはありませんか?
そうです、洗剤に含まれる汚れ落としの成分です。
この界面活性剤を含むことで、濡らした新聞紙は洗剤入りの紙に早変わりするわけです。
2つ目は折込チラシやポスターと異なり新聞紙には光沢がありません。
新聞紙は防水加工がされていないためです。
紙の上に直接インクが乗っているため、水が染み込みやすくインクが溶け出しやすい性質を持っています。
そんな新聞紙が最も活躍する掃除場所は屋外からの汚れがつく窓、キッチンの油汚れがつく換気扇です。まずは水を染み込ませた新聞紙で表面の汚れを洗うように落とします。
窓では汚れが落ちたのか確認しづらいですが、濡らした新聞紙で2回ほど拭くと外からついた汚れも落ちていきます。
汚れが落ちると仕上げになります。
水に濡らし固く絞った新聞紙で残った汚れを拭き取り、最後に乾いた新聞紙で水気を吹き上げます。
掃除道具にお金がかからず綺麗にできる新聞紙を使った掃除方法。ぜひお試し下さい。