お正月シーズン前には年賀状などで大活躍する家庭用インクジェットプリンターですが、新しくプリンターを購入したいと思ったときに対応のインクが染料、顔料とあってどちらが自分の使い方に合ったものだろうと悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。
そのうち家庭用インクジェットプリンターの大半を占める染料インクですが、メリットも多いですが水に弱いことがデメリットとして挙げられます。
けれど使い勝手がいい染料インクのデメリットを小さくするためちょっとした工夫することはできるのです。
染料インクは写真プリントに長けている
インクジェットプリンターのなかで一番多いのがこの染料インクを使用したものですが、染料インクのメリットといえば色表現が豊かで写真プリントに強いことにあります。
例えるなら水彩絵の具のように4から6種類程度のインクの色を混ぜることで無限に近い色彩がプリントされることが魅力です。
染料インクで宛名印刷が気になるときにしたいこと
しかし対して水に染料インクは弱いことがデメリットとして挙げられます。
はがきなど宛名印刷で耐水性が必要なものは、染料インクの苦手分野ですがそれを解消するにはどうしたらいいのでしょう。
それは直接はがきや封筒に宛名を印刷するのではなく、水に強いインクジェットプリンター用の宛名シールに印刷することです。
それだけで耐水性はアップできるので宛名印刷の不安が解消されるでしょう。
透明なシールで耐水性をあげるときの気をつけたいポイント
またはがきや封筒に直接染料インクでプリントしたあとに、耐水性をアップさせる場合、透明なシールを貼ることで直接雨水が染み込んで文字が滲むことを防止してくれます。
透明なシールでなくても透明なビニールを切って四隅をテープで止めて宛名部部に貼り付けることでも保護の役割を果たしてくれます。
ただ粘着が弱いマスキングテープなどで固定は、他の郵送物に剥がれて付着する恐れもあるので粘着が強いシールやテープを使用したほうがいいでしょう。