最近ビジネス心理学に注目が集まっています。
中でも笑顔のもたらす効果は費用をかけずに成果が上がるため、幅広く利用されています。
ビジネスシーンにおいて、笑顔が効果的に効果をもたらしています。
身近な例でわかりやすい例を、あげてみたいと思います。
販売員と顧客の間で売り上げアップ
マクドナルドがスマイル0円とメニュー一覧に載せたことで、笑顔も商品化できるものと一般に広く知られるようになりました。
日本の古くからの商店でも、馴染み客には自然と笑顔で対応することにより、安心と信頼を顧客に与えていたことと思います。
自動販売機でも金銭と商品のやりとりは可能で人的サービスは不要という考えもありますが、やはり販売員の手渡しで商品を購入したいという気持ちは誰の中にも存在しています。
なぜなら商品は購入すること自体が目的ではなく、購入したあとに使うので、商品に対する安心感というものが何よりも必要だからです。
マクドナルドのハンバーガーも、購入したあとに店内の座席で食べたり、自宅に持ち帰って家族に食べさせたりしますよね。
購入した後の方が、顧客にとっては大切な時間なのかもしれません。
万一商品に不備が合った場合、対応してくれる人がいるというだけで、商品の信用度が増します。
信頼度を増強させるために、笑顔で接客することが商品の付加価値を高める上で、一番効果があがります。
社員間の人間関係をスムーズに
会社で働く人たちにとって一番の悩みは、人間関係なのではないでしょうか。
職場に苦手な人がいる場合、プライベートで知り合ったならもっと上手く付き合えるはずの人も、会社関係というだけで上手く付き合えない場合が出てきます。
それは会社が利益を追求するために存在しているため、避けられない問題です。
仕事をして成果を出さないといけない以上、言いにくいことも言わなければいけないのが会社というものです。
相手にひとこと伝えたいことがある時、笑顔で言う場合としかめっつらで言う場合と、同じ言葉なのに受ける印象が全く違ったものになります。
言われた内容は納得いくけれど、何かひっかかるものがある場合もあるでしょう。
一度や二度ならいいのですが、毎日同じオフィスで顔を合わせて、積み重なると人間関係にも影響が出てきます。
ビジネス心理学において、真面目な話は真面目な顔をして伝える必要がありますが、笑顔の方が相手との人間関係がスムーズに行く場合には、笑顔で用件のやりとりをできるようでいたいものです。
ビジネス心理学の重要性
近年あらゆる分野で競争が乱立し、購入者としてはどちらで購入しても大差ないような時代になっています。
競争によりレベルの底上げがなされていること、大変忙しい世の中で何でも即決しないと事が進まない時代になっているからだと思います。
どこを選んでも同じ、それだったら笑顔が好印象のA社の方に決めよう。
人間とはそのくらい単純に、大事な決めごとをしてしまうことがよくあります。
笑顔は親しみと共感性、信頼と安心を運んできます。
競合する他と差をつけるために、笑顔を商品とともに届けることが、ビジネス心理学では重要視されています。
笑顔でビジネス心理学のまとめ
日本人は昔から無表情と言われ、笑顔をつくることが苦手な人が多くいます。
笑顔も話し方と一緒で、簡単にトレーニングすることで身につきます。
方法は身近にあるものを使うのが一番で、スマートフォンの自撮り機能を使った自撮りトレーニング、鏡を見て笑顔を作る練習をおすすめします。
スマホの自撮りをおすすめする理由は、撮る時に自分の顔が見える状態でシャッターを押すことができるので、笑顔を作るコツを早くつかみやすいことです。
鏡を使って笑顔の練習をするのもおすすめで、前歯6本がきれいに見えるようにするのがコツです。
ビジネス心理学上インターネットを使って仕事の集客をしている人は、みなさん容姿に関わらず素敵な笑顔の写真をプロフィールに用いています。
顔の造りのよしあしとは関係なく、信用、安心、親しみやすさなどを感じることができるはずです。