バレンタインデーにチョコレートをもらうのは嬉しいものですが、喜んだのもつかの間、すぐに頭に浮かぶのが「ホワイトデー、どうしよう?」ということです。
一説にはホワイトデーにはもらった額の3倍返しをしないといけない、とかなんとか‥。
そこで、ホワイトデーの実態と、3倍返しと言われるようになった理由などをまとめてみました。
3倍返しに根拠はない
いつからホワイトデーに3倍返しということが言われ出したかは定かでありませんが、どうやらバブルの頃の名残のようです。
男の人がお金を出すのが当たり前の時代でしたので、あげた金額の3倍くらいは返ってきて当たり前、という感覚でした。
また、雑誌の特集でそのようなフレーズが使われたこともあったようで、「3倍返し」という言葉が印象として残ったのかもしれません。
ぶっちゃけいくらくらいのものを返せば良いのか
ホワイトデーにかける金額については、本命と義理とで事情が変わってきます。
あるアンケートでは会社の上司などにあげた場合は、ホワイトデーにもらうものの金額は気にしない、もしくは、あげた金額と同じ程度のお返しを期待している人が最も多く、3倍返しを期待している人は少ないそうです。
もちろん高級なものを貰えば嬉しいとは思いますが、本命でない限りはもらった金額と同じくらいのものをお返しとしてあげれば十分と言えます。
ちなみに、女性が義理チョコにかける金額の平均は一人当たり500円程度だそうです。
ホワイトデーには、クッキーやマカロンなどのお菓子をあげる人が多いと思いますが、マシュマロをホワイトデーにお返しとしてあげると、「あなたが嫌いです」という意味になるそうですので、マシュマロだけはあげないようにしましょう。
本命チョコなら話は別
しかし、本命となると話は変わり、クッキーなどのお菓子以外にも何かプレゼントを期待している人が多く、買う側も金額は特に決めずに買う人が増えます。
プレゼントの内容は本人に聞くのが一番手っ取り早いと思いますが、指輪やネックレスなどのアクセサリーを贈れば、大抵は喜んでくれるのではないでしょうか。
あまり変なサプライズをしてドン引きされてもいけませんので、普通でいいと思います。
ホワイトデーにかける金額やプレゼントをご紹介しました。
本命チョコでない限りはホワイトデーにあげるお返しの金額はもらったものと同じくらいで大丈夫です。
3倍返しではないからといって、嫌われることはありませんので、安心してください。