持っているプラスチック製品の黄ばみが目立ってきて目立つ。
そういった事はありませんか?
特に古くなったプラスチックなどに多いように思われます。
その原因と除去方法についてご説明します。
プラスチックの黄ばみの原因とは?
一般的な黄ばみの原因は二つあり、更に細かく2つに分かれています。
1つ目は長い間使用している場合に挙げられる原因は材質自体の劣化からくるものがあります。
この場合は素材自体が劣化しているので黄ばみを除去する事は出来ないと考えてください。
2つ目はABS樹脂に添加されている、添加物の化学変化による黄ばみが原因の場合です。
こちらはさらに2つに分かれます。
そのうちの1つが「酸化防止剤に起因するもの」で2つ目が「難燃剤によるものです。
黄ばみの除去方法(その1)
ここではまず、いくつかある一般的な除去方法をご紹介いたします。
必要なものは衣類用の「酸素系漂白剤」です。
まずこの「酸素系漂白剤」に黄ばんだプラスチック製品を漬け込みます。
その状態の最中に「日光を当てる」か「ブラックライト」を当てておくと、黄ばみを除去できます。
この作業には本来「過酸化水素水」と「漂白活性化剤」を使用するのですが、両方とも劇薬に部類されるので入手が困難なため、どちらのセブンも含まれている「酸素系漂白剤」を使用しています。
商品例を挙げるなら「ワイドハイターEX」などが有効でしょうか?
こちらならば使用料をよく確認して、水で薄めて黄ばんだプラスチックを沈め、日光に当てるだけです。
この方法は「日光を当てる」か「ブラックライト」を当てる事により紫外線の力を借りてかばく反応を起こし、黄ばみを除去する方法です。
漬け込み期間は1週間から1ヶ月となりますが確実ではありません。
紫外線も目に見えるものではないので、どの程度の化学班のが起きているかもわからないので。
黄ばみの除去方法(その2)
2つ目の方法はオキシドールを使用する助教方法です。
「過酸化水素水」がプラスチックの黄ばみ除去のカギなので、この場合「オキシドール」もそれに該当する薬品です。
この方法は1つ目の方法のように長い間の漬け込みも必要なく、かなりお手軽な方法になります。
主にゲーム機など、水につける事の出来ないものに有効な方法です。
その方法はいたって簡単です。
付近などに「オキシドール」を付けてふき取るだけです。
ふき取るだけで黄ばみが綺麗になるのです。
ただし、利点ばかりではなく気を付けたいのは使用後は触れるとぬるぬるして、かゆみを覚える事がありますので注意が必要です。
綺麗になったプラスチック製品を持ち上げようと思って手に取ったら、滑って壊れてしまったという事があっては大変ですから気を付けましょう。