燃えたお金の銀行での扱いとその後とは?


「燃えたお金など、そのままでは使用できないほどに紙幣や硬貨が破損してしまった」なんてことがあったらどうしたらいいのでしょうか?

自己責任だし、仕方がないのであきらめるという人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんなお金を新しいものに引換てくれるという事をご存知ですか?

実は日本銀行に持っていけばどうにかなる事があるのです。

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燃えたお金は何処にいつ行くと引換てもらえるのか?

損傷した銀行券(お札)や貨幣(硬貨)は、日本銀行の本店か支店に持っていけば法令に定める基準に基づき、例えそれが燃えてしまったお金であったとしても新しいお金への取換えが出来るのです。

ではそれにはどうするのか?

まず引換の際、これから行く日本銀行の本店か支店に連絡を入れます。

必要なものは燃えたお金と本人確認になる物なら何でもいいので免許所などを持参して、平日の月曜から金曜の午前9時から午後3時までに窓口まで行ってください。

その際は、休日国民の休日や12月31日から1月3日はしまってるので注意してください。

それからほかの金融機関は痛みがひどすぎると「預かり」となり後日、日本銀行に送られるという手順が発生しますので、いそぎならちょくせつもっていったほうがいいでしょう。

ちなみに郵送での手続きは不可能です。

損傷した銀行券の引換基準

燃えたお金などの銀行券の交換に最重要とされるのは「表・裏両面がある事」を条件に残っている面積を基準とするという事です。

これらを基準として燃えたお金を新しい銀行券と引換てもらうのです。

残っている面積が3分の2以上残っているなら全額で新しいお札と引換となります。

5分の2以上から3ぶんの2、3分の2未満残いた場合は半額として取換えとなります。

5分の2未満未満のものからは取換え不可能となります。

貨幣コインの場合は2分の1以上を半額で取換えてもらえますが、それ以外の場合は無効となります。

これら金を素材とする貨幣の引換は「模様の認識が出来る」「重さが正規の100分の98以上有す」事が必要です。

損傷したお金と引換える際の注意

燃えるなど、様々な状態で損傷を受けたお金が存在するわけですが、状態ごとにどんなことを見て引換の基準にしているのでしょうか?

状態ごとで説明していきます。

まずは破れてしまった銀行券の場合です。

シュレッダー等により細かく裁断されたものなどは、出来る限り各片を張り合わせてください。

その場合「記番号・も世の突合・色合い」を確認するので他の銀行券を張り合わせたりしない様に注意してください。

他の紙幣が混ざっている事により、取換え不可能となる恐れがあります。

今回取り上げた、燃えて灰になった銀行券の場合はある程度は「紙・インクの質」から本物だと特定できるのです。

しかし、ここで注意するのはばらばらになると確認が難しくなるという事です。

ですからなるべく原形をとどめて細かい灰なども集めて容器に入れるなどして持ち込んでください。

貨幣の場合でも注意事項はあります。

例えば解けた貨幣なら「模様」の識別が出来る事など、一定の条件を満たしていなければ引換えることが出来ない場合があります。

ただし、他のものにくっついてしまっていた場合などなら、無理に話して傷を広げたりせずそのまま持っていった方がいいそうです。

損傷したお金の引換は出来るだけ原型をとどめるなどしておいた方がいいという事です。

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