体にいい食品の代表格として『納豆』がありますが、実はものすごいパワーを持っているんです。
そして自宅でも簡単に作ることが出来るんです。
1.納豆菌って何者?
納豆菌は稲藁に多く生息していて、稲藁1本に100万個の納豆菌が芽胞の状態で付着しています。
乾燥した稲藁は他の細菌やカビが死滅しやすい環境のため芽胞を作る細菌が残りやすいのです。
2.納豆菌は強い!
芽胞は熱に強く他の最近は100℃で死滅するのに対して、納豆菌が死滅するのには120℃の温度が必要です。寒さにも強くて-100℃でも死滅しません。そんなことから使用する稲藁を熱湯で煮沸して納豆菌以外の雑菌を死滅させることができます。
3.納豆菌
は人体の腸内でも強い!
納豆菌は酸やアルカリにも強いのです。納豆菌は人体の腸内では、オリゴ糖と同じく整腸作用が確認されており、乳酸菌(ビフィズス菌)を増加・安定させる効果があると言われています。
4・納豆のネバネバの効能!
納豆のネバネバ部分に含まれる”ナットウキナーゼ”は血栓をいろんな角度から溶解する効果があります。
血栓は深夜から早朝にかけてできやすいので、夕食後や就寝前に摂取するのがもっとも効果的です。
5・納豆菌にあるビタミンKって?
納豆菌は出血した血液を固める働きと骨にカルシウムを沈着させる働きがあるビタミンKを生成します。母乳に不足しているビタミンKも出産後のお母さんが摂ることで母乳にも出てきてくれます。
こんな素晴らしい栄養をを持っている納豆を自宅で作ってみませんか?
◆自家製納豆の作り方
●大豆を一晩水に浸ける。
●圧力鍋で煮る(弱火で20分)
●小さな箱に稲藁(煮沸消毒済)を敷いて水気を切った大豆を乗せて、市販の納豆を適量まぶしてラップをしてから蓋をします。40℃の状態を保って3日間位で大豆の表面にうっすらと白い膜ができてきたら完成です。40℃の状態を保つには、コタツの中や、電気毛布の中、ペットボトルに60℃のお湯を入れて、1日1回お湯を交換する等の方法でできます。