イモリとヤモリの違い

イモリとヤモリ。呼び方は似ていますが、その生態は全く違います。

イモリの生態

まずイモリは水の中で生活をしています。両生類に分類されカエルと同じ種類になります。水の中だけではなく地上でも生活ができる能力を持っていて、動きこそはゆっくりですがちゃんと生きていけます。

身体的な特徴としてはお腹が赤と黒のまだらのようになっていて触るとぬめぬめとした感触です。

前脚は指が四本で後脚は五本で前と後ろで本数が違います。

顔自体をみるとなんとも愛くるしい感じでペットとして飼う人もいます。

そして、なぜ「イモリ」というのかというとイモリ=井守、井戸を守るという意味です。水の中井戸で暮らしてる様子からそのような名前になりました。

ヤモリの生態

そして「ヤモリ」の生態はイモリとは全く違います。

ヤモリは爬虫類に属しています。ヘビやトカゲと一緒ですね。

イモリに比べて動きがとても早く、見つけても捕まえるのは大変です。

また、壁に引っ付くこともでき上下の動きもできるので敵から逃げるときなどは壁に登っていったりすることがあります。

脚の指は前後とも五本で、壁に引っ付くために吸盤のような指になっています。水の中では生活が出来ず全て陸上の生活です。

触り心地はカサカサとしていて乾燥しています。身体の色は種類によってさまざまでペット用に改良されている一般的な「ヒョウモントカゲモドキ」は改良もされていて色んな色のヤモリがいます。

そして「ヤモリ」の由来ですがヤモリ=家守、家を守るということです。陸上で生活しているので家に住んでいることが多く家の神様ということでヤモリです。

似ているようで全く生態が違うイモリとヤモリ。結構奥が深いんです。

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