よくイヌが好きな人とネコが好きな人に分かれがちですが、イヌやネコに関する意外な事実をご存知でしょうか?
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イヌはネコ目イヌ亜目
実はイヌは「ネコ目」のイヌ亜目に属しています。
ネコ目は学名をCarnivoraと言い、これは「肉」を意味する「car?」と「食べる」を意味する「vorus」から成っているとされ「肉を食べるもの」を意味します。またこのネコ目は食肉目とも呼ばれます。
ネコ亜目は学名をFeliformiaと言い、これは「(小さい)ネコ」を意味する「felis」と、「形」を意味する「forma」から成るとされる「iformia」からできており、「ネコの形をした」という意味になります。
イヌ亜目は学名をCaniformiaと言い、これは「イヌ」を意味する「canis」と、上に同じ「iformia」からできており、「イヌの形をした」という意味になります。
カナリアの語源は「イヌ」
カナリアはスズメ目に属するれっきとした鳥類ですが、イヌ亜目の語源ともなった「canis」が名前の由来だとされています。
カナリアの名前はもともとアフリカの西側にあるカナリア諸島から来ていますが、これは「sea dog」と呼ばれるアザラシが由来とも、カナリア諸島の先住民であるグアンチェ族が犬を崇拝していたからそう呼ばれていたともされています。
おおいぬ座のシリウスは「犬の星」
冬の大三角形を構成する1等星のおおいぬ座・シリウスは、英語では「the Dog Star」とも呼ばれ、このシリウスが現れる7月から8月の暑い時期は「dog days」と呼ばれています。
もともと「子犬の日」を表すラテン語「dies caniculares」が語源となっており、これは「子犬」を意味する「can?cula(canisの派生語)」と「形状」を意味する「ula」から成っています。