学習したことを忘れないようにするには「脳のゴールデンタイム」が大切

私たちは資格や語学の学習をしたのに、後日忘れてしまっていることはよくあります。世の中には沢山の勉強法や記憶術が紹介されていますが、実は勉強したことを脳に記憶させるための基本は「睡眠」にあります。ここでは、脳の記憶と睡眠について紹介します。

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資格や語学の学習に必要な記憶とは?

記憶には短期記憶と長期記憶の二つがあります。短期記憶は、ワーキングメモリーとも言われ、とっさに電話番号を覚えたり、注文を聞いて厨房にオーダーするときなどの瞬間的な記憶のことです。

これに対して、長期記憶とは時間が過ぎても覚えている記憶のことです。例えば、自分が体験したことや勉強して覚えた知識を思い出して話すような記憶(宣言的記憶)や子供のころに覚えた自転車の乗り方を体で覚えているような記憶(手続き記憶)です。つまり、資格や語学の学習に必要なのは宣言的記憶になります。

宣言的記憶が保存されるまで

私たちが五感を通して得た情報は、視床をとおして大脳皮質へ伝わります。そこでまず、情報の統合やろ過が行われて海馬へと送られて記憶として一時保存されます。しかし、海馬で保存された記憶はまだ長期記憶ではありません。海馬の中の情報のから、重要なものがゆっくり時間をかけて大脳皮質へ転送され、長期記憶が形成されます。

深いノンレム睡眠をとることが宣言的記憶の長期記憶化につながる!

私たちは眠っているとき、脳を休ませる「ノンレム睡眠」と身体を休ませる「レム睡眠」を繰り返しています。このうち「ノンレム睡眠」が宣言的記憶のために大事であることがわかってきました。「ノンレム睡眠」が良質で深い眠りであれば、海馬と大脳皮質との間のやりとりが活発に行われ、宣言的記憶の長期記憶化を促します。

深く良質の「ノンレム睡眠」は睡眠時間のうちの前半におとずれます。たとえば、午後10時に就寝し午前6時に起床する習慣の人なら、午後10時から午後2時の間にその深い「ノンレム睡眠」がやってきます。これが「脳のゴールデンタイム」と言われ、この時間帯にしっかり眠ることが宣言的記憶の長期記憶化には大切なのです。

日ごろ勉強した努力を最大限に発揮するためにも、深く良質の「ノンレム睡眠」が得られる「脳のゴールデンタイム」を意識して睡眠を取るようにしましょう。

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