冬の星空がきれいな理由

冬は空気が乾燥している

星空は冬の季節が一番きれいだ、とよく聞きますがそれはいったい何故なのでしょうか?

理由はしっかりとあります。

まず一つ目に、冬の空気が乾燥していることです。空気が乾燥しているということは空気中の水蒸気の量が少ないということで、そうすると視界を邪魔するものが少なくなり、星の光がよく見えるのです。空気が乾燥するのは、まず大きな理由としては湿気を含んだ北風が日本海側に雪を降らせ、山脈を越えた後の太平洋側では大変乾燥した風になっているということからです。

もうひとつの理由として、気温が下がると空気中の飽和水蒸気量(水蒸気を含んでおける最大の量)も下がり、必然的に空気中の水分が減るということが挙げられます。

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目次

気温が低いと気流が安定している

二つ目に、冬は気温が低いために気流の乱れが起こりにくくなることが理由となっています。

夏の蜃気楼が分かりやすい例だと思いますが、気温が高いと空気に揺らぎが起こり、遠くの視界を悪くしてしまいます。

星は肉眼で見ると小さな点ですから、空気の揺らぎがあると相当見えにくくなってしまいます。

冬の夜空を観察してみよう

冬の星座も、有名なものや観察しやすいものがたくさん揃っています。

オリオン座は一番知られている星座ではないでしょうか。

オリオン座は明るい星が多く、特徴的で見つけやすいため、他の星座を見つけるための指標にもなります。

夏の大三角形があるように、冬の大三角形もあります。オリオン座の星のひとつがそうで、きれいな正三角形を描いています。

ぜひ、夜空を見上げて冬の星空を観察してみてください。

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