温度の単位についての雑学

寒い日にストーブを付けてもなかなか温度が上がらずに温度計を確認するときがありますね。

お風呂が熱いか確認するときも温度を確かめてから入ります。料理をするときにも天ぷらを揚げるときに油の温度を確かめることもあるでしょう。

このように日常生活において、温度を測るという場面は結構あります。そして温度の単位は℃で表され、温度を測る時はこれが常識として扱われます。

しかし、その温度の単位というのは℃だけではなく、主にアメリカでは華氏(°F)という単位も用いられています。どうして温度の単位がいくつもあるのかについては、何を元にして単位を決定したかによります。

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目次

摂氏と華氏

摂氏(℃)は水の凍る温度を0℃、そして水が沸騰する温度を100℃とし、その間を100等分することで定められています。

これに対して華氏(°F)は簡単に言うと海水が凍る温度を0°F、人間の血液の温度を96°Fとされているそうです。

そして100°Fは摂氏では約38℃なので、体温が100°F以上になると大変というのが分かります。

つまり華氏の方は人間の生活目線に沿った温度の単位と見ることが出来ます。

ケルビン

またその他には科学分野でよくケルビン(K)という温度の単位も使われています。

こちらは熱力学的な見地から定められているそうで、様々な物理現象の温度について述べるときには都合がいいようです。

温度雑学まとめ

このように温度一つとってもいろいろあって、それぞれの用途やこれまでの慣習で何が使われるのか違っているわけです。

もし他の温度を使っている人に誤解なく温度の話を伝えるときは、変換式に当てはめてから伝えると良いでしょう。

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