太陽系の惑星の数

水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星・・・いゃ、確か、冥王星は、惑星から外れさて、準惑星になってしまったから、八つかな?正解です。

しかし、もしかしたら、近々、この太陽系の惑星の数が九つになるかも知れないのです。

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その名はプラネット9

その惑星の名はプラネット9、まだ国際天文学連合によってその存在が正式に承認されたわけではないので、通称という事になりますが、天文学者達の間ではそう呼ばれています。

冥王星からさらにその遥か遠くに存在し、質量は地球の約10倍、直径は2-4倍、そして、その組成は、水、メタン、アンモニアを主成分とする天王星型の巨大氷惑星だと考えられています。

また、その公転周期は1万年から2万年にもなると推定されています。プラネット9の一年は1万年以上もあるというわけです。

最近、その存在がクローズアップされてきた理由

昔から、天文学者達は太陽系にまだ発見されていない新しい未知の惑星はないだろうかと、血なまこになって探してきました。

そして、ついに最近になって太陽系外縁天体の軌道に関する最新の研究からその存在の可能性ががぜん高まってきたのです。

すなわち、太陽系の惑星は太陽を中心にして円盤状に公転しているのですが、海王星よりも外にある太陽系外縁天体のいくつかはこの円盤に対して傾いた角度で公転していて、それはその太陽系外縁天体よりもさらに遠くにある未知の惑星の重力によって引っ張られてしまった結果、そうなったのではないかと、考えられるようになってきたのです。

もうすぐ発見か?太陽系第9惑星

というわけで、現在、日本のすばる望遠鏡をはじめとした世界中の名だたる望遠鏡でこのプラネット9を直接確認するプロジェクトが進んでおり、5年以内には成果が出るのではないかと言われています。いゃ、実に楽しみですね。

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