自宅を新築するときに、コンセントの数をどうするのか気になりますよね。
基本の設置数より増設を進められたのですが、増設料金がかかるために迷っている人もいるのではないでしょうか。
新築の住宅でコンセントの増設を申し込んだ場合、どのくらいの費用がかかるか、調べてみました。
目次
設置予定の場所にコンセントを増設する場合
コンセントを設置する予定の場所に、もう1か所コンセントを増設する場合には、2~3000円。
多めに見積もって5000円以内で工事できます。
これはすでに壁まで電気の線を引いてきてあることにより、工事の手間や材料がかからないことによります。
新築時に何ヶ所も増設工事をすると費用がかさみますが、入居したあとでコンセントのリフォーム工事を依頼すると1万円程度かかると聞きました。
新築でまとまった出費は痛いですが、入居後に一ヶ所ずつ追加工事するともっと高くつきます。
確実にいるとわかっている所は新築時に増設した方が安上がりです。
おすすめは4~6口の大型コンセント
詳しくは現場の担当者と相談になりますが、おすすめしたいのは4~6口のコンセント利用です。
パソコンまわり、テレビまわり、キッチンの電子レンジまわりなど、1か所に4~6か所のコンセントを必要とする場所があります。
パソコンでいえばパソコン本体、モデム、ルーター、固定電話(ファックス)や子機、スマートフォンやデジタルカメラの充電もパソコンまわりでできたら便利です。
4~6口のコンセントではもう少し費用がかかるかもしれませんが、新築時にコンセントを増設することでたこ足配線を防ぐことができます。
たこ足配線はコードが生活の邪魔になったりホコリがかぶったりすることから、できるだけ避けたいものです。
分電盤から線をひいて新たに増設すると高額
コンセントを設置する予定のない場所に新たに線を引き、設置のお願いをすると1ヶ所あたり2~3万円と高額になることがあります。
長年住んでいると子供の成長や家族の変化とともに、家具の配置を変えてみたくなります。
筆者もテレビの位置を2度変えてコンセントの増設工事をお願いしたことがありましたが、費用もかかり電気工事も大変そうでした。
今使う予定がない場所で、タンスの裏などになってしまうはずの場所でも、5年後10年後にはコンセントが必要になる予定の場所もあります。
将来の模様替えも想定して、現在いらない場所も余裕をみて、コンセントの増設をお願いしておくと将来役に立ちそうです。
住んでからの大型家具の移動は、置き場もなく掃除も大変で消耗します。
新築時に安く工事してもらえるうちに、コンセントをつけておける場所はつけておきましょう。
新築住宅でのコンセントの増設費用のまとめ
1階と2階、屋外分も不足を全部まとめて…と計算すると、コンセント増設分だけでもかなりの金額になるかもしれません。
それでも住んでみてから不自由したり、入居後に工事して費用がかかるよりは新築時に増やしてしまった方が割安です。
実際に入居してみると、思いのほか家具も家族も増えてしまうもの。
コンセントの数は、多いに越したことはありません。