年末の大掃除は、お正月の神様を迎える準備のために欠かせない行事だった「すす払い」が原型と言われています。
この時期の大掃除は、寒くて億劫になるかもしれませんが、ただ家をきれいにするだけでなく、風水の考え方を取り入れれば運気を上げる効果もあります。
目次
大掃除のコツ
なるべく効率よく大掃除をするためにはいくつかコツがあります。
いらないものを捨てる
ものが増えると部屋が片付きません。
掃除の効率を上げるためにも、いらないものは思い切って捨ててしまいましょう。
いつもはなかなか物が捨てられない人も、大掃除だから、という建前があれば、いつもより思い切りよく決断できます。
計画を立てる
掃除の範囲と順番、制限時間を決めてしまいましょう。
一通りの掃除を終えるには、完璧を求めず、一つ一つ時間内に出来ることをしていくことです。
計画を立てることで、先の見通しが立ち、途中で投げ出さずに済みます。
掃除道具を揃える
新しい掃除道具を揃えると、使ってみたくなるので、モチベーションが上がります。
もちろん使いやすい道具で、お掃除の効率もアップします。
風水にならった掃除の順番
大掃除はどこからやってもいいようですが、風水的には、次のような順番で行うと運気が上がると言われています。
・ 玄関
・ 寝室
・ トイレ
・ その他の水周り
風水では人や物が出入りする玄関は、あらゆる気の入り口と考え、とても大切に捉えています。
ここが汚れていると、いい気が入らないため、運気を上げることはできませんので、大掃除は最初に玄関周りから始めましょう。
次に掃除するのは寝室です。
人は寝ている間にいい気を吸うことで運気が上がると言われています。
汚れた寝室では悪い気を吸うことになるため、寝室はきれいにしましょう。
そして、トイレです。
金運アップや、妊娠中にトイレ掃除をするといい子が生まれる、など、何かと開運に関連付けられるトイレですが、もちろん大掃除でも早い段階で手をつけたい場所です。
トイレの掃除が済んだら、キッチン、お風呂場、洗面所など、いわゆる水回りの掃除をします。
ちなみに冷蔵庫は風水では金庫のように捉えられていて、きれいに整理された冷蔵庫は富をもたらすと言われています。
いらない調味料や賞味期限の切れた食材などはきちんと整理しましょう。
新しい年を気分よく迎えるためにも、大掃除は大切ですが、一度にするとなると、さすがに負担ですね。
そのためにも普段からのお掃除で汚れを溜め込まないようにしましょう。