喪中の年賀状の範囲を徹底解説!

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喪中の年賀状の範囲を徹底解説します。

どこからどこまでが年賀欠礼なのか、誰から誰までだったら出してもいいのか。

自分の親族、配偶者の親族も含めて、検証してみます。

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目次

自分と親族との関係の呼び方は?

中学校の公民の授業で習いましたが、親、兄弟など自分に近い親族は、親等という単位で表せます。

1親等が親子の関係です。

たてに結ばれていて、自分にとっての親、自分にとっての子が1親等にあたります。

2親等は1親等+1親等の関係で、祖父母、孫、兄弟姉妹にあたります。

親の親で祖父母、親の子で兄弟姉妹です。

兄弟姉妹は一緒に育ったので親同様に近い存在ですが、親等で数えると親より遠くなります。

3親等は2親等+1親等の関係で、おじおば、おいっ子めいっ子、ひいお爺さんひいお婆さん、ひ孫にあたります。

4親等はいとこです。

自分に近い親族であるほど、年賀状の喪中の範囲に関係が深くなります。

年賀状の喪中の期間は?

年賀状の喪中の期間ですが、年賀状が年始に1年に1度出すという性質から、喪中は1年と考える人が多いようです。

結婚式、祝い事を一定期間自粛する喪中期間とは別な問題で、年内に亡くなった人と自分との関係で、喪中で年賀欠礼するのか年賀状を出せるのか考える必要があります。

年賀状の喪中の範囲は誰まで?

年賀状を出すにあたり、喪中となる範囲は一親等の人と同居している二親等の人が亡くなった場合というのが基本となります。

一親等は別居している場合も含み親、子。

二親等は祖父母、孫、兄弟ですが、同居しているかどうかでも違います。

筆者の友人で祖父母とは別居でも年賀欠礼のハガキを出している人もいました。

別居ですと年賀状を出しても構わないという基本はありますが、身内の不幸には変わりありません。

一親等、同居の二親等より遠い親族が亡くなった場合も、年賀状を出す気持ちになれない人は、年賀欠礼ハガキの方を出して構いません。

親等の数字はあくまで目安として、自分と故人との付き合いの深さ、故人が亡くなって喪に服している気持ちの深さで決めるとよいでしょう。

配偶者の親族の喪中はどうなる?

民法上、親等は自分の親族だけでなく、自分の配偶者の親族も同じに数えます。

自分の親は1親等、配偶者の親も同じように一親等です。

理論上は自分の親族と同じように、1親等、同居の2親等まで喪中、年賀欠礼ですが、これも故人と自分の関係で決めてよいのではと思います。

自分、配偶者ともに親族の多い人の中には毎年親族の誰かしらが亡くなり、毎年年賀状を出せずじまいの人もいるからです。

喪中の年賀状の範囲を徹底解説!のまとめ

喪中の年賀状は、亡くなったのが自分や配偶者の親や子、同居する祖父母、孫、兄弟のとき出すのを控えて、年賀欠礼ハガキを出すのが基本の範囲です。

しかし別居している2親等の親族、おじ、おば、曾祖父母など3親等より遠い親族でも、喪に服する気持ちが強く年賀状を出す気持ちになれなければ、年賀欠礼ハガキを出しても構いません。

喪中の期間は亡くなった親族との近さで目安がありますが、年賀状の場合は1年単位で考えます。

喪中で年賀欠礼するかどうかは、遺された者の気持ちひとつで決まるように思います。

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