猫は日向ぼっこが好きか?効果について

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猫は日向ぼっこが大好きなイメージがあります。

暖かな窓際でゴロゴロする猫は可愛いし癒されますよね。

さて猫は本当に日向ぼっこが好きなんでしょうか?

そして猫の日向ぼっこには何か効果があるんでしょうか?

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目次

最新の情報を調べてみます。

日向ぼっことは何?

日向ぼっことは太陽の光がポカポカと暖かいところに行き、体をじっとさせてその光で温めることを言います。

秋、冬、春の寒い季節にすることが多いです。

猫のほか鳥、ウサギ、あざらしなど暖かいところが好きな動物は皆しますし、人間も時間があればします。

海など夏の照り付ける陽ざしを浴びて日焼けするのは日光浴といい、暑すぎるのは日向ぼっこではありません。

猫は日向ぼっこが好き?

猫は日向ぼっこが大好きです。

自分の家の窓辺はもちろん、へいの上、屋根の上、はたまた車のボンネットの上でも日向ぼっこしてしまいます。

「猫は日向ぼっこが好き」に、異論はないでしょう。

猫の日向ぼっこにはどんな効果があるのか見ていきます。

ダニ、ノミは駆除できる?

猫は日向ぼっこをするとき自分の体と一緒に皮膚にある毛にも日光を当てます。

するとジメジメしていた毛も乾燥し、ダニなど害虫の居心地も悪くなります。

人の布団を干してダニを死滅させるのと同じように、猫も日光に毛を当てることでダニを駆除しています。

干した布団がフワフワになるのと同じように、日向ぼっこをした猫の毛もよく乾いてフワフワになりますよね。

ビタミンDは補給できるの?

人は日光浴をしてビタミンDを補給し、カルシウムが骨になるのを助けます。

猫の日光浴では、ビタミンDは補給できるのでしょうか?

人の体には「7-デヒドロコレステロール」という物質があり、日向ぼっこをするとビタミンDを作ることができます。

しかし猫の体には「7-デヒドロコレステロール」という物質が少ないため、日向ぼっこをしてもビタミンDをたくさん作れるわけではないことがわかってきました。

猫は人とちがって、日向ぼっこをしても骨が丈夫にならないのでしょうか?

カルシウムの吸収には効果あり?

猫は日光浴をしてもビタミンDをたくさん作れませんが、カルシウムの吸収は良くなります。

したがって猫が日向ぼっこをすると、健康的に骨を丈夫にすることができます。

猫も本能で、日向ぼっこをしているのかもしれないですね。

猫の体でビタミンDを作る物質が少ないのですが、市販のキャットフードにビタミンDが加わっていますし猫がビタミンD不足になることはありません。

このビタミンDは猫にとっては不足してもいけませんが、摂りすぎるのも有害になります。

高カルシウム血症といって、血液中のカルシウム濃度が高すぎる病気があります。

キャットフードからビタミンDを摂り過ぎると、高カルシウム血症を引き起こす可能性があります。

猫は日向ぼっこで猫なりに十分なビタミンDを作っているはずなので、市販のフードによるビタミンDの摂り過ぎにならないようにしましょう。

猫は日向ぼっこが好きか?効果についてのまとめ

猫は日向ぼっこが大好きです。

毛を乾かし、乾燥させ、ダニを追い出し、フワフワの気持ちよい毛を作っています。

猫自身もきっと自分のフワフワな毛が気持ちよいのでしょう。

日向ぼっこの日光による効果ですが、ビタミンDの合成は少ないものの、カルシウムの吸収を良くしています。

猫が日向ぼっこをすると、骨が丈夫になるのは間違いないです。

また猫にはビタミンDを合成する物質「7-デヒドロコレステロール」が少ないのですが、猫としてはビタミンDにはさほど不足してはいないように思います。

キャットフードなどで猫に過剰なビタミンDを与え過ぎないように気を付けましょう。

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