人生はいつどんなことが起こるかわかりませんが、人には何をやってもうまくいかない時期があり、その時期は人によって決まっているそうです。
大殺界とは、まさにその時期のことを指し、簡単に知ることができますので、調べ方をご紹介します。
目次
大殺界とは
大殺界は、中国の易学や算命学を基に考えられた六星占術という占いの中の用語です。
人は生まれた時に、たどる運命の流れが決まっているというのが、六星占術の基本的な考え方です。
運命の流れは12年ごとに新しく訪れ、簡単に言うと、12年間で起承転結し、これを繰り返します。
12年の運気は1年ごとに次のように呼ばれ、移り変わっていきます。
種子・緑生・立花・健弱(小殺界)・達成・乱気(中殺界)・再会・財成・安定・陰影(大殺界)・停止(大殺界)・減退(大殺界)
イメージとしては、種から芽が出て、植物が育ち、花を咲かせた後に実を実らせ、やがて実を落として土に還る、といったところでしょうか。
見てわかる通り、最後に迎える「陰影」「停止」「減退」の3年間が大殺界になります。
大殺界の調べ方
大殺界の調べ方は難しいものではなく、簡単に知ることができますが、それには自分の運命数を知る必要があります。
運命数は早見表を使って、生年月日から割り出しますが、早見表はインターネットでもあちこちのサイトにのっています。
運命数がわかったら、次に示す簡単な式に当てはめて星数を出します。
星数=運命数-1+生まれた日の数字
星数は1~60なので、星数が60以上の時はそこから60を引きます。
この星数を、数字により、土星(1~10)・金星(11~20)・火星(21~30)・天王星(31~40)・木星(41~50)・水星(51~60)の6つに分けたのがその人の持つ「運命星」になり、そこに人をつけ、「〇〇星人」という呼び方をします。
さらに、その人の干支により、ここに(+)と(-)がつき、星人は全部で12種類存在することになります。
(+)になる干支は、子(ねずみ)・寅(とら)・辰(たつ)・午(うま)・申(さる)・戌(いぬ)です。
(-)になる干支は、丑(うし)・卯(うさぎ)・巳(へび)・未(ひつじ)・酉(とり)・亥(いのしし)です。
大殺界の時期は運命星によって異なります
運命星人ごとの大殺界の時期
水星人(+)…2019・2020・2021年
水星人(-)…2020・2021・2022年
木星人(+)…2021・2022・2023年
木星人(-)…2022・2023・2024年
天王星人(+)…2023・2024・2025年
天王星人(-)…2024・2025・2026年
火星人(+)…2025・2026・2027年
火星人(-)…2026・2027・2028年
金星人(+)…2015・2016・2017年
金星人(-)…2016・2017・2018年
土星人(+)…2017・2018・2019年
土星人(-)…2018・2019・2020年
自分の人生の大きな流れの中で大殺界がいつ訪れるかを知ることで、心の準備ができ、長期的な計画が立てやすくなります。
大殺界だからと落ち込まずに、次のステップに向かうための準備期間と捉えて、前向きな気持ちで過ごしましょう。