ムシムシする日はシャワーでさっぱりしたいですよね。寒い日にはゆっくり湯船につかって体を温める。毎日の生活で欠かせない入浴。きれいなお風呂で気持ちよくなりたいのは皆同じでしょう。
そんなお風呂に関する気になる情報がありました。
風呂掃除の頻度は?お風呂掃除に便利なアイテムのクエン酸水について
風呂掃除に関する調査で、風呂掃除をする頻度は約3割が毎日、次いで週2~3回が2割弱という結果でした。
また、掃除にかかる時間は6割以上が10分未満。風呂掃除をするのは主婦の方が多いのだそうです。
家族全員が風呂に入った後に掃除をするのはかなり時間がかかります。生活時間が違うと入浴時間も様々です。
なので、お風呂を沸かす前に掃除をしてしまうご家庭も多いはずです。ですが、効果的なのはやはり入浴後ということが分かってきています。
温まった風呂場、蒸気によって汚れが浮きやすくなって落としやすくなるからです。
では、どうやって汚れを落とすかですが、クエン酸水を使うと風呂場掃除に効果を発揮します。
風呂場の汚れは皮脂油などのアルカリ性が多く、これに酸性のクエン酸をかけることで汚れを浮き上がらせ落としやすくします。
使う個所や性質などによってはクエン酸水が使えない場合もあるので、クエン酸水等を使う場合は必ず確認しましょう。
特に鉄や大理石には使えません。人造大理石もメーカーによっては使えない場合もあるので注意が必要です。
小さなお子様がいるご家庭なら、風呂場で遊ぶおもちゃ類もあるかと思います。クエン酸水なら肌に触れたりする物にも安心して使えます。
風呂場の桶や椅子、おもちゃなど、ドアのパッキンや鏡・シャワーヘッドの汚れもきれいに落とせます。
風呂掃除の頻度は?便利なクエン酸水の作り方と使い方
クエン酸はドラッグストアやホームセンターなどで格安で手に入ります。最近では掃除に特化したクエン酸も販売されているので、食品用と掃除用と区別されて売られています。目的に合ったものを購入しましょう。
便利なクエン酸水の作り方ですが、水200mlに対し小さじ1のクエン酸を溶かして作ります。
汚れがひどいときはクエン酸の溶かす量小さじ3~4杯に増やすと良いです。これをスプレー容器に入れ、良く溶かして使用します。
では、その便利な使い方をご紹介しましょう。
まずは水垢のこびりついた鏡です。いつの間にか曇ってしまって白く濁って見えずらいことがあります。
そこでティッシュペーパーを鏡に貼り付けるようにクエン酸水をスプレーします。
ティッシュペーパーが剥がれ落ちないように何度かスプレーしながら2~3時間放置します。
ティッシュペーパーを取り、スポンジなどで汚れを洗い流しましょう。
これでも落ちない場合は、耐水性の細かい目のサンドペーパーを使って擦り洗いをすると落とせます。
後はきれいに水分をふき取りましょう。
次にシャワーヘッドです。洗面器に水を1ℓほど入れそこにクエン酸大さじ2~3杯を溶かします。
その中にシャワーヘッドをつけ置きします。2~3時間放置した後、ブラシなどで洗い流します。
小さな穴の汚れは爪楊枝などで掻き出すように落とします。
風呂桶や椅子・おもちゃ類は、湯船にぬるま湯を張りそこへクエン酸を溶かし入れます。
クエン酸を溶かした中へつけ置き1~2時間ほど。後はきれいに洗い流してください。
安全とはいえ、お子様のおもちゃなどは念入りに洗い流すことをおすすします。
ドアパッキンはクエン酸のスプレーをかける。ティッシュペーパーとラップでパックすると更に効果的。
浮き上がった汚れを古歯ブラシなどでこすり洗い流し、乾いたタオルで水分をふき取ることを忘れずに。
風呂の床にも使えます。床の汚れにはティッシュペーパーを貼り付けるようにクエン酸水をスプレーして、ラップをかけ2~3時間放置してブラシなどで洗い流す。
放置時間には乾かないようにクエン酸水をスプレーしましょう。
まとめ
水垢やミネラルなどの汚れを落とすクエン酸。クエン酸水だけではなく粉末をそのまま振りかけるなど、使い方次第で効果の現れ方が違います。
クエン酸水は大量に作り置きせず、2週間内に使い切る量を作りましょう。
また、塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスを発生するので、使用の際には混ぜることのないようにしましょう。
水垢や石けん垢を落とす他に除菌効果もありますが、つけ置き時間が長いので週末や2~3週間に1度のお掃除や年末の大掃除にまとめてするのもいい方法かもしれません。