部屋の雰囲気を変えたくなったりする事ってありますよね?
でも、今使っている家具を全て変えるのは予算的にも厳しいですし、その家具を使わないで収納するなんて事もできません。
そこで今回は、部屋の雰囲気に合わせるためにDIY家具を塗装してイメージチェンジする方法の紹介です。
塗装1つでもいろいろな種類があり、キレイに仕上げるにはポイントもありますので、ポイントを抑えて2つの塗装方法を紹介します。
水性ニスで木目を生かす
最近テレビなどで「水性ニスを使ってアンティーク調にイメージチェンジ」なんて紹介されていますね。
100円ショップなんかでも簡単に手に入り、水性なので使いやすいのが特徴です。
水性ニスを使った塗装は木目を生かす事ができる所です。
着色剤の入ったニスのため、木材に浸透し、木目を残しまま気の色合いが変わり、ニスでコーティングされるため、艶を出したり、逆にツヤ消しに仕上げる事もできます。
色はアンティーク調のブラウン系の強い濃い色から、ナチュラル系の薄い色まで幅広く選択できます。
水性ニスの塗装ポイント
まずは、塗装する家具の下処理が大切です。
家具の状態を調べ、すでにニスが塗ってある場合はペーパー(研磨紙)を使ってニスを落とす必要があります。
ニスを落とさなければ、水性ニスは浸透しないため色を変える事ができません。
白木の場合はキレイに清掃してから塗装する事が可能です。
ニスをペーパーで落とすのは非常に根気のいる作業ですが、この作業をしっかりやるか、やらないかで仕上がりが変わってきます。
次に塗装方法です。
塗装というと一般的に刷毛を使いますが、慣れていないとムラになりやすいです。
ムラがアンティーク調を演出するイメージであれば良いのですが、均一に仕上げるにはローラーやコテの形をした刷毛を使用する事でより均一にキレイに塗装する事ができます。
木目をペンキで塗り潰してイメージチェンジ
次は、木目をペンキで塗り潰して真っ白にしたり、カラフルに塗装する方法です。
この場合もニス同様に下処理が大切ですので、状態を確認しましょう。
ペンキで塗装するポイント
ニスと違うのは塗装からで、ニスの場合は下処理からすぐに着色剤を行いましたが、ペンキを使用するには木部用の下塗り剤を使用します。
木部用の下塗り剤の役割は、木材とペンキの密着度を高めて、木材の凹凸をキレイにする役目があったり、色を塗装(上塗り)をする際に発色を良くする役割があります。
直接カラーを塗装してしまうと、下地の木材が透けてしまったり、密着が悪いために剥がれてしまう事があります。
そのようなトラブルを防ぐためにも下塗り剤は大切です。
下塗り剤を塗ってから乾燥させ、上塗りを2回塗るとよりキレイに仕上がります。
まとめ
このように、ペンキやニスの発色や密着を高めるためには下処理が必要不可欠です。
下処理は時間も掛かりますし、根気のいる作業が多いですが、ここで手を抜いてしまってはキレイに仕上がりません。
キレイに仕上げるためにも、十分な時間を用意し、下処理から上塗りまで丁寧に行いましょう。