外車を中古で購入するための2つの注意点

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車好きであれば一度は外車に憧れる物です。

メルセデスベンツやBMWなどの欧州車からキャデラックやジープなどのアメ車まで、様々な車が思い浮かびますが、どのメーカー、車種も国産車と比べると価格が高く、中々手の届かないイメージです。

そんな外車でも、数年落ちの中古車なら手に入れられる価格の車種がたくさん販売されています。

憧れ車が安く手に入ると思って、購入価格にしか目がいかなくなっている人は要注意です。

外車を中古で購入するには大切な注意点が3つあるので、今回はその注意点について紹介します。

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注意点1.正規輸入車と並行輸入車

外車を購入する1つ目の注意点は、正規輸入車なのか並行輸入車なのかという事です。

正規輸入車のメリット・デメリット

正規輸入車とは外車を日本での基準に従って、日本仕様に変更された外車です。

例えば、メルセデスベンツであれば正規販売店であるヤナセが、正規で輸入され新車として販売された車が中古販売される正規輸入車です。

メリットとしては、正規販売店で販売された車輌であり、日本仕様になっているので故障やメンテナンス、保証なども正規販売店で受け付けてもらえるという事です。

デメリットとしては、並行輸入車に比べると中古車でも車体価格が高いです。

並行輸入車のメリット・デメリット

並行輸入車はメーカーから正規で輸入した車輌ではなく、海外で使用、販売されていた車輌をそのまま入荷した車輌になります。

という事は正規輸入車とは違って、全てが海外仕様の状態の車輌で、メーカーから正規ではなく輸入されてきた車輌が並行輸入車です。

なのでメリットとしては、車体の購入価格が正規よりも安く済む事です。

デメリットとしては、仮にそのメーカーの正規販売店が国内にあったとしても、修理などを受け付けてもらえず、ほとんど保証も少ないと考えた方が良いでしょう。

欧州車の多くは、日本に正規販売店があるので日本仕様の正規輸入車は多く販売されていますが、欧州車以外のキャデラックなどアメ車の中古車は、圧倒的に並行輸入車が多いです。

注意点2.維持費は高い

昔の「外車は壊れやすい」というイメージがありましたが、現在の外車は故障の頻度などは国産車と変わらなくなってきています。

それでも維持費が高いというのは、もし修理が必要になった場合の費用が国産車よりも圧倒的に高いという事です。

それに、国産車のように街の整備店では、外車の整備や修理を受け付けてくれる所は未だ少なく、受け付けてもらえてもコンピューター制御など直せない部分が多いです。

国産車では部品代を安くするために中古品を使用する事もできましたが、外車の場合はその部品の流通も少なく、正規販売店での修理や整備となると、ほとんどの場合中古部品は受け付けてもらえないため、新品での交換がほとんどです。

そのため割高になりやすく、部品が足りない時は輸入となるので修理に時間がかかる事もあります。

まとめ

このように、外車を中古車で安く買っても、その後の維持費が全然変わってくるという事です。

仮に予算内で販売されていたとしても、その車を新車で購入できるくらいの余裕があった方が、購入してからも後悔しないでしょう。

このような注意点を理解して車を選ぶ事が大切です。

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