「生ハムメロン」は好みがとても別れる料理の1つですが、結婚式や高級レストランなどのコース料理の一品として、自分の好みを抜きとして食べる機会も多々あると思います。
しかし「生ハムメロンのどうやって食べるのが正しいのだろうか・・・」と悩んだ事はありませんか?
食べる場面も、どちらかと言うとマナーをしっかり守らなければならない場面だったりするので、尚更食べ方、マナーに迷うことがあると思います。
そこで今回は、生ハムメロンの食べ方や「なぜ、生ハムにメロンなのか?」という疑問に答えます。
目次
なぜ生ハムにメロンなのか?
一見すると「果物にハム」という不思議な組み合わせですが、この料理にはその組み合わせになる理由が大きく3つあります。
1.メロンの青臭さを消す
生ハムメロンの発祥であるイタリアでは、メロンはフルーツというよりも野菜として扱われていて、日本のような甘いメロンとは違い、青臭さがあったため、その青臭さを生ハムで消していたと言われています。
2.生ハムの塩気を抑える
1とは逆に、生ハムの強い塩気をあまり甘さのないメロンで和らげていたとも言われています。
3.2つの栄養素の組み合わせが良い
最近発見された事ですが、生ハムに含まれるビタミンB1とメロンに含まれるカロチンは疲労回復効果などにすぐれ、生ハムで摂取し過ぎる塩分をメロンに含まれるカリウムで、吸収を抑える働きがあるという事がわかりました。
発祥の地であるイタリアでは、夏場のオードブルとして食べる事が多く、栄養素の組み合わせから夏バテ防止の効果もあると言われています。
生ハムメロンの食べ方
次に生ハムメロンの正しい食べ方です。
まず、メロンの上に生ハムが乗せられている事が多いですが、同じお皿の上で生ハムとメロンを別けましょう。
それから、メロンを一口大の大きさに切り分け、生ハムも同様に一口大の大きさに切り分けましょう。
切り分けたら、それぞれを一緒にフォークで食べましょう。
まずは、生ハムとメロンを分けることでマナーは最低限守れているので、別々に分けるという事を覚えましょう。
メロンに生ハムが乗ったまま切り分けようとすると、切りにくかったり上手く切れなかったりするので、分けて切ることでスマートに食べる事ができるでしょう。
まとめ
以上のように、生ハムメロンの食べ方にも正しいマナーがあったり、生ハムとメロンの組み合わせが出来た理由が、発祥であるイタリアと日本ではメロンの扱い方や味が違う物だったりと、様々な事が分かったと思います。
このような豆知識を覚えつつ、生ハムメロンが食べる機会がある時はマナーを思い出してスマートに頂きましょう。