長嶋茂雄さんは現役時代とても人気や知名度が高かったプロ野球選手で、現役引退後も監督を引き受け長年日本の野球界に多大な貢献をした方です。
打つのも守るのも堅実な実力を兼ね備えていたため、長嶋さんが野球選手としてどんな体格をしていたのか気になりますよね。
体格の基本的なデータとして、長嶋茂雄さんの身長、体重から人物像までさぐってみます。
長嶋茂雄さんの身長、体重は?
フリー百科事典ウィキペディアによりますと、長嶋茂雄さんの身長、体重は178cm、76kgとなっています。
長嶋さんと同年代の人の平均身長、体重はおよそ165cm、60kg。
同年代の男性としては体格がよい方ですが、プロ野球選手としては標準的な体格で、ずば抜けて大きかったわけではないようです。
長嶋さんは野球やチームに対する情熱が人一倍熱く、引退するとき「わが巨人軍は永久に不滅です!」という名言を残したといわれています。
77歳で「国民栄誉賞」を受賞した、国民的スーパースターの長嶋さん。
巨人軍こと読売ジャイアンツに所属していた現役時代には、どんな記録を残した選手だったのでしょうか?
長嶋茂雄さんが現役時代に残した記録は?
長嶋茂雄さんは打つのも守るのもしっかりこなし、大きな舞台でも力を発揮することができる選手でした。
17年間で444本のホームランを打ち、生涯打率は3割を越えました。
セ・パ両リーグの公式戦、セ・パ優勝球団の対決となる日本シリーズ、セ・パ選抜メンバーによるオールスター戦といった大舞台でも、国民の期待に応えるような華々しい活躍をしてきました。
長嶋さんと同じころ同じ巨人軍のチームで活躍した王貞治さんという選手がいました。
背番号3番の長嶋さん、背番号4番の王さん二人の強打者による「アベックホームラン」が話題となりました。
「昭和のON砲」と呼ばれ、王さん、長嶋さんのイニシャルを取って「O」「N」です。
2人は好調、不調の周期が上手くずれていたようで、お互いの調子をみながら支え合い巨人軍の打撃を引っ張っていったのでしょう。
彼らが活躍していた現役時代に、テレビにかじりついて巨人軍の試合を見ている視聴者の姿が目に浮かぶようですね。
まとめ
長嶋茂雄さんが178cm、76kgという、プロ野球選手としては一般的な身長、体重にもかかわらず歴史に残る活躍をしてこれたのは、長嶋さんの「心」にあったのではないかと考えています。
大変明るく前向きな性格だったそうで、バッターボックスに入ったときには「自分は必ず打てる!」といつも信じていたようです。
守備の上手さは俊足に恵まれていた面もあったとは思いますが、長嶋さんの一番の強みは野球を愛する心、野球を愛してくれている国民を楽しませようとする心持ちにあったのではないかと思っています。
みなさんも身長や体格、能力のことで、「自分は恵まれていない…」と悩んだり落ち込んだりすることがあるかもしれません。
でもそんな時には、長嶋茂雄さんのことを思い出してみてください。
長嶋さんは野球をしている最中に、ご自分の身長、体重の数値のことなど決して考えず、一心不乱に野球に打ち込んでいたはずです。
「やればできる、なりたい自分になれる」と心の底から信じることの大切を、長嶋さんから学ぶことができて同じ日本人として誇りに思います。