早い所ではすでに運動会が済んでいる学校もあるかと思います。
学生時代にこんな種目はなかった記憶が。
「台風の目」気になったので調べてみました。
目次
台風の目の意味は?
台風と言えば、熱低低気圧が気圧の変化で大きくなって、南の海上から勢力を増して北上する。
気象状況を想像しますよね。
ここで言う「台風の目」は、運動会競技に使われる言葉なのです。
「台風の目」または「鳴門の渦潮」「タイフーン」「旋風」「ハリケーン」と学校や地域によって呼び名が違う場合があります。
「台風の目」の由来は、この競技を見れば納得できます。
4~5人で組まれた選手が、長めの棒を持って横一列で走ります。
フィールド内に置かれた三角コーンを目指して走り、棒の中心になる左側の人を軸として、三角コーンを回ります。
円の中心になる人は、棒を離さないようにしっかりと持つようにします。
棒を持った残りの選手は、全力で走らなければなりません。
三角コーンを中心に棒を持った選手が回る姿を、上空から見たとしたら、あら不思議。
台風がグルグルと回っている気象衛星の写真のように見えます。
ここから「台風の目」という競技名が付いたと思われます。
最初に考えた人は素晴らしい発想力を持っていますね。
台風の目のルール
上記したように、4~5人一組の選手が長い棒を持って、三角コーンを目指して走るわけです。
三角コーンを中心に棒を持ったまま、グルグルと回ります。
回る回数も三角コーンの設置数も学校や地域によって違いがあるようです。
回り終えたら、次の選手が待つ列へ、選手たちの足元をくぐらせながらターンして、今度は選手たちの頭上を通り、次の選手へと棒を渡します。
棒をバトン代わりにするやり方も、それぞれのやり方が存在するみたいです。
リレー形式で行われるこの「台風の目」
スポーツ競技としては、かなりのテクニックが必要とされるようです。
棒の中心を握る選手の力強さと、残りの選手の走るスピードが合っていないと、棒がすっぽ抜けたり、外を走る選手が倒れてしまいます。
チームワークとテクニック。
スポーツ競技には欠かせない事柄だけに、競技に参加するのは高学年の子供たちが多いようです。
まとめ
リレーや短距離走などは選ばれた選手が活躍してしまう中で、台風の目は全員参加型の競技として注目を浴びています。
競技の呼び名が違ったり、ルールもそれぞれ違いますが、この台風の目という競技は、運動会の目玉になること間違いなしでしょう。