皆さん、運動していますか?
普段から体を動かす機会がないと、改めて運動しようという気にはなれません。
そこで、最近動画サイトに頻繁にアップされるようになってきた、パルクールを調べてみました。
目次
パルクールとは?
パルクールとは元々、フランス人のジョルジュ・エベルという人が、アフリカを旅行中にアフリカ原住民の身体能力の高さに感銘を受けたことによります。
帰国後、エベルはフランスの大学でパルクールの前身である「メトッド・ナチュレル」という運動方式を構築します。
後に、軍事教育の運動方式として採用され、多くの軍人の身体能力改善へ使われるようになります。
その後、軍事教育を受けたレイモン・ベルが「メゾット・ナチュレル」をヒントに器械体操や格闘技などの動きを取り入れ発展させました。
ベルが構築したパルクールは、自分の重さを負荷にして、周囲の環境を利用して体を鍛えます。
パルクールは「走る」「飛び越える」「登る」「乗り越える」その動きの全てがトレーニングと言えます。
パルクールで行う筋トレ方法でつく筋肉は日常で使う筋肉です。
上級者になると色々なスポーツにも応用できるようになります。
パルクールを行う初心者の筋トレ方法
初心者は自分の筋力がどの程度あるのか、確認するようにしましょう。
いくら筋力に自信があっても、パルクールは軍事教育に使われるメゾットです。
始める前から自分の筋力を過信するのは禁物です。
アクロバティックなことはせず、基本の腕立て伏せや腹筋をして体を慣らすようにします。
動きが固くならないように、緩やかな円を描くようなイメージが大切です。
身体が動きに慣れてきたら、全身に負荷をかけるようにしましょう。
「ゆっくりのんびりした動き」をするとスタミナとバランスが鍛えられます。
パルクールはゆっくり動きながら負荷をかけ、さらに動き続けることで脂肪が燃焼しやすくなります。
パルクールはダイエットしたい人にも効果的な運動方法と言えます。
高い跳躍力を必要とする「ヴォルト」
腕力のみで全身を持ち上げる「クライムアップ」
高い壁を脚力と跳躍力で飛び越える「ウォールラン」
着地点への瞬時の判断力が求められる「プレシジォン」
細い柵や壁などの障害物の上に立つことが出来る「バランス」
初心者にはかなりハードルが高い動きのパルクール。
強靭な筋力とバランス感覚や判断力を身に着けるように、基本を大切にして筋トレを行いましょう。
まとめ
日本国内には約300名のパルクール実践者がいるといわれています。
初心者の筋トレ方法としては、自分の筋力を知ったうえで「基本から」という優しい入りです。
運動初心者でもパルクールで効果的に筋肉を鍛え、柔軟性のあるしなやかな体を目指せます。