各地にフットサルコートも沢山増え、初心者でも始めやすいスポーツとして認識されていて、ここ数年でとてもフットサル人口が増えました。
少人数で試合ができて、男女ミックスで参加できる大会なども各地のフットサルコートで開催されており、沢山の人が楽しんでいます。
しかし、フットサルのルールは細い事が多く、全てをしっかり理解しているプレーヤーは少ないと思います。
特にキーパーに関してはルールが多く、初心者でキーパーをやると悩んでしまう事も多くあると思います。
そこで今回はフットサルのルール、特にキーパーのルールについて解説します。
ゴールキックではなくゴールクリアランス
フットサルとはサッカーと違って、ペナルティーエリア内からの「ゴールクリアランス」いわゆるゴールキーパースローで再開されます。
フットサルの場合キーパースローでも十分相手ゴールまでボールが届きますが、ゴールキーパースローが直接ゴールラインを割っても、ゴールとは認められません。
キーパーの4秒ルール
フットサルは試合をスムーズに進行するために「4秒ルール」というルールがキックインなど様々設けられています。
キーパーの4秒ルールは「キーパーが自陣でボールを扱う全ての事を、基本的に4秒以内に行う」というルールです。
例えば、相手シュートが枠を外れてゴールクリアランス(ゴールキーパースロー)を行うのも、4秒以内にボールを離さなければなりません。
もう1つはキーパーが自陣バックパスを受けた場合、この場合も4秒以内にボールを話さなければなりません。
4秒の基準は、ボールを投げる・蹴る準備ができたと審判が判断してから4秒計られますので、細い部分はその審判の基準になる事が多いです。
フィールドプレーヤーも悩むキーパーへのバックパス
サッカーの場合「味方のバックパスは手を使ってはいけない」というルールが1つありますが、フットサルの場合は他にも沢山あり、フィールドプレーヤーも悩むところです。
基本、キーパーへのバックパスは1回です。
この一回とは、相手からボールを奪ったり、プレーが切れてキックインなどからプレーが再開されてから、またプレーが切れたり、もしくは相手がボールに触れるまでの時間です。
この間は、自陣でキーパーにバックパス出来るのは1回だけです。
味方がボールを保持している間に2回目以上パスを受けるためは、キーパー自身がハーフウェーラインを超えて敵陣に入らなければいけません。
敵陣に入ってしまえば、フィールドプレーヤーと同様にプレーする事ができます。
その他としてキーパーはキックインも出来ます。
しかし、自陣でキックインのキッカーをした場合そのパスが1回と数えられるので、そのあとは条件を満たさないとリターンパスは受け取れないので注意しましょう。
まとめ
このような細いルールは、試合のスムーズな進行や時間稼ぎができないように設けられてルールです。
ちなみ、上記のルールに違反すると間接フリーキックになります。
特にバックパスに関してはキーパー以外のフィールドプレーヤーもしっかり理解する必要があります。
初心者がキーパーの場合は最低限このルールを知っていれば十分でしょう。