日本サッカーが弱い??なかなか勝てない本当の理由

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2002年日韓ワールドカップでベスト16という記録を残し、サッカー日本代表は以来絶大な人気を誇っています。

欧州の強豪チームに所属し、チームの中心となって活躍する選手もこの10年間ほどで大幅に増え、ただ「海外組である」という事だけでは評価されない時代になりました。

しかし2014年ブラジルワールドカップは、予選敗退という最悪の結果で終わってしまいました。

そして今、2018年ロシアワールドカップ出場も厳しい状態になっています。

アジアならば断トツの力を持っていた日本が、なぜ今アジアでも勝てなくなっているのでしょうか?

日本代表は弱く、後退してしまっているのでしょうか?

そこで今回は、サッカー日本代表がなかなか勝てない本当の理由について紹介します。

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目次

日本サッカーは後退しているのか?

2011年FIFAランキングで19位だった日本代表は、2016年は51位と大幅に順位を下げています。
FIFAランキングは様々な試合によってポイントが加算されるので、実力が全てではありませんが、これだけ順位を落とすと、実力として後退していると言っても過言ではありません。

しかし、一方の考え方として、アジア全体のレベルがこの数十年で飛躍的に上がっているという事も事実です。

そのため、アジア各国から欧州の強豪チームに選手が移籍していますし、アジアの可能性を見出し、名将と呼ばれる監督達もアジア各国を率いています。

なので、一概に日本のサッカーが弱くなったとは言えません。

なぜ結果を残せないのか?

大会本番になると結果を出せていないのが今の日本代表ですが、親善試合や国際Aマッチなどの試合では強豪チームに勝利しています。

では何故、本大会では結果が出せないのでしょうか?

まず、そもそも相手チームは親善試合と本大会では試合に対するメンタルが違います。

昔から言われていますが、日本は各国の代表チームに比べると闘う気持ちが違うと言われています。
この違いは本当にプレーに表れていて、ディフェンスでの激しい当たりや、どんな状況でも自分が点を決めて試合を決めるという意識に世界とは差を感じます。

特に欧州リーグと比べると、jリーグではまだまだ足りなり部分が沢山あります。

それに、数年前FIFAランキングが19位となった頃から、10年20年後を見据えて「日本のサッカーを作る」という目標のもと、各世代の代表チームの戦術を統一して世界を目指すという方針が良く話に出ていましたが、いつの間にその戦術は「勝つための戦術」というよりも、ボール保持率などの「試合内容重視」になってしまっている事も1つの原因です。

それが、チームとしてのシュート本数が少ない事やカウンターで失点してしまうなどに繋がっているのかもしれません。

まとめ

日本のサッカーを作るためには、まだまだ時間が必要です。

優秀な監督が就任したとしても、わずか4年間で「日本のサッカー」を作る事は不可能でしょう。

だからこそ、勝つためには戦術や内容よりも、チームとしてのメンタルや、勝つためにすべき事を泥臭くやるしかありません。

内容にこだわって未来を創り出すのか、目の前の一試合に勝つ事だけを考えるのか、どちらが正しいのかはわかりませんが、まだまだ歴史の浅い日本サッカーには目の前の一試合に勝つための戦い方が必要だと思います。

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